これまで、クルミやイヌビワの樹の皮を剥いで収集しました。今回は、ケヤキの樹の皮を剥いでみました。ほぼろで作った籠の底の敷皮にできないか試すためです。5月頃から初夏にかけて、葉が展開したり樹が成長します。そして、根からたくさん水分を吸いまか。そのため、この季節は皮がやわらかく剥ぎやすいのです。その季節を過ぎてしまった今回、剥ぐのがやや難しかったです
ノミを打ち込みながらケヤキの皮を少しずつ剥ぎ取る
ケヤキの皮は厚く硬いためクルミのように手で引き裂くことはできません。私は、次のようにしてケヤキの皮を剥いでいます。①剥ぎ取りたい場所の縁に沿ってチェーンソーで5mm位溝切りします。②掘った溝に沿ってノミを打ち込みます。③ノミを皮の裏側に回り込むように打ち込みます。④皮を手で強く掴んで剥ぎ取ります。
我家のケヤキとクヌギ林 チェーンソーで溝切り 剥ぐ場所の縁に沿う溝
剥ぎ取った皮は曲がっています。曲がったままでは使えないため、皮を板の間に挟んで万力で締め付けます。2週間ほど過ぎれば平らになります。アイロンをかけて伸ばしても良いかも知れません。
皮が完全に平らになり乾いたら、ほぼろの籠の底に合わせてカットします。そして、底に敷こうと思います。
ほぼろの底の幅と長さに合わせ皮を剥ぐ 板に挟んで万力で締め付け
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季節外れ、ケヤキの皮を剥ぎ取り採取
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