見かけは?ですが、肩掛けのポシェット試作品2がやっと完成しました。全くのオリジナル試作品です。作りながら難しかった所、もう少し工夫すれば良かった所などがたくさんありました。
例えば、①品質の良いわらを使う必要があること。②わらを使う以上避けて通れないのですが、わら屑がどうしても出てしまうこと。③品質を安定させること、④籠を編むための紐や手提げや肩掛けに使う縄をより綺麗に撚ること・・・・などなど、たくさんあります。今後、手間はかかっても丁寧に製作すること。そして、同じものを何度も作って経験を積む必要があるように思います。
なんとか完成した肩掛けのポシェット試作品2、蓋は樹の皮製
当初、蓋にするつもりで樹の皮を細工しました。しかし、少し大き目で蓋にすることを諦めていましたが、何とか蓋になりました。マオラン繊維を撚って作った紐を使って蓋を開け閉めします。蓋を固定する時は、取り付けた枝に紐を引っ掛けます。
蓋にマオラン紐を這わす マオラン紐で蓋を開閉 枝に紐を引っ掛け
このポシェット試作品2の完成で、ほぼろ製作の幅が少し広がりました。大中小のほぼろに加えて、ペットボトル用ほぼろ、リュックサックほぼろ、ポシェット1、ポシェット2、猫ちぐら、そして買物籠です。ただし、編み台を使うなどほぼろの製作技術を使っていることだけはどれも共通です。他にも試作品を考えており、わら細工メニューの幅を広げようと思います。
肩紐をポシェットに取り付け 完成したポシェット2を乾燥
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わら細工民具 ほぼろ版ポシェット2を試作(8/8)
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