今度の日曜日のわら細工講習の一つに猫ちぐらの製作があります。私の作る猫ちぐらは、ほぼろの製作技術を応用したものです。ただ、上に大きな猫が乗ると屋根が凹んでしまうことがあります。猫が降りると元に戻るのですが、乗り続けていると凹んだままになることがあるのです。
その対策として、薄く剥いだ竹を屋根の内側に取り付けようと思っています。クッションにもなります。今回、猫ちぐらを作る方のために薄く剥いだ竹を用意しました。
竹藪から竹を切り出して、ちょうど良い幅に割る
我家の近くにはたくさんの竹が雑草のように生えています。その野良竹のうち一番手前にある竹を選んで切り出しました。後で気が付いたのですが、竹細工に適した竹を選べば良かったと思います。茎が太かったため、竹を割る時に疲れるほどの力がいるのです。もう少し茎の厚さが薄く節と節の距離が長いものを選べば良かったです。次回はそのような竹を選ぼうと思います。
適当な竹を切り出す 上下から節を抜く 竹割り器で割る
切り出した竹の節を抜いた後、竹割り器で一気に竹を割りました。その後、鉈で節を綺麗に削り取って滑らかにします。それが終わると、竹の皮を薄く剥ぐ器具を使って、竹を薄く次々に剥いでいきました。剥いだ竹の薄皮は、猫ちぐらの大きさに合わせてカットして屋根裏にはめ込みます。
皮剥ぎ器で竹の皮を剥ぐ 薄く剥いだ竹の皮
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わら細工講習会の事前準備 猫ちぐら用に薄竹皮
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