ようやく新しい編み方の買物籠が出来上がりました。基本的な作り方はほぼろの製作技術を応用していますのでほぼろの仲間とも言えます。今回の編み方は、猫ちぐらをヒントにした買物籠です。底は楕円の円座で側面はほぼろそのものです。
今回作った買物籠を応用すれば、細長い猫ちぐらを作ることができます。別の言い方をすれば猫籠と言えるかも知れません。しかも、手持ち紐を持って猫籠ごと猫を運べます。いろいろな応用ができそうです。
底と側面を別々に作った買物籠
さて、買物籠の本体と手持ち紐が完成したため、本体に手持ち紐を取り付けました。最初、紐を使ってバランスを確認しました。確認しながら手持ち紐を取り付ける場所を決めました。基本的には円周の縁を四等分した箇所四点に手持ち紐を取り付けます。
紐を付けバランス確認 手持ち紐の片側取り付け ミシンでカバー製作
手持ち紐はチガヤを撚って作りましたが、やや肌触りが良くありません。そこで、他の買物籠のように布でカバーを作りました。今回はやや地味な柄でした。前回作ったようなやや赤みのあるオリエント的な柄が良かったような気がします。とは言ってもこれは個人の好みなので、製作者のお気に入りな柄でかまわないと思います。
次に作る買物籠は、今回作った買物籠の側面を上下逆にしたものを作ってみようかと思っています。
製作中の手持ち紐カバー 手持ち紐カバーを差し込み中
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新しい編み方の買物籠を試作(5/5)
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