一昨年からケナフを栽培しているのですが、種子が入っている実には無数の棘が付いています。この棘はとても小さく目では見えません。いつの間にか衣服に入り込んで痛くなるのです。そのため、棘に刺されない工夫をして実から種子を取り出します。
実を手で触るのはとても危険です。バケツの中に実を入れて樹の枝を叩きつけて実を壊します。そうして中の種子を取り出しました。ですが、どこから入ってきたのか指や手、そして手首や首に棘が付いてしまいました。痛いというか、むず痒いというか、麦穂の棘より始末に負えません。
崩した実から出た種子を唐箕で風選する
棘に刺されないように軍手をしても無意味です。縫い目から棘が中に入り込んでくるのです。今のところゴム手袋が安全です。棘が出やすいのは実を崩して中の種子を取り出す時です。バケツに入れた実を大き目の枝で叩き潰します。種子や屑には無数の棘が紛れ込んでいるため、もちろん触れることは厳禁です。
太い枝で実を叩き潰す 網で種子を選別 唐箕の受け口に入れる

その後、網で種子だけを取り出します。それでも棘が無数にあるため、最後に唐箕を使って種子だけを選別します。唐箕の受け口に種子を入れて、ハンドルを回しながら種子と棘を含むゴミを選別します。これで、ようやく種まきに使うことができるケナフの種子を得られます。
ちなみにケナフは茎から長い繊維を取り出すことができます。そして撚れば紐にできます。実や葉を取った後の茎は籠作りに使えます。今年はケナフを使って籠や紐を作ってみたいと思います。
唐箕選した種子が零れ落ちる 種まきに使えるケナフの種子

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種まきに備えてケナフの実から種子を取り出す
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