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Channel: 東京里山農業日誌
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豪雨で道は水で溢れ、畑は田んぼのよう

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 昨日3日の豪雨は久しぶりでした。午前中に母親を目の手術のために周東総合病院に入院させましたが、その午後はカミナリが鳴り響く豪雨になりました。入院が豪雨前で良かったです。畑に置き忘れた農機具をあわててしまったり、本降りになる前にキュウリ,ナス,ピーマンを急いで収穫しました。

              畑に溜まった泥水が、低い場所を求めて流れを作っている


 陸稲畑に行ってみると、畑と言うよりは田んぼのようでした。この畑は砂質のため比較的水がはけやすいのですが、降る量が圧倒的に多いので水たまりになっていました。これだけ畑内を水が流れていると、せっかくまいた肥料が流出してしまいます。家の舗装道路、脇の溝から水が溢れ出していました。

       田んぼのような陸稲畑            脇の溝から道路に水が溢れ出る
 

 私が子供の頃に住んでいた家は、今の家の下の方にありました。南北と西には田んぼがありました。つまり、低い位置に家が建っていました。このため台風などで大雨が降った日は、よく床下浸水していました。畳を剥ぐと、下にはピチャピチャと水面が広がっていました。また、風の強弱に合わせて、土壁が揺れていたのを覚えています。

              雨が滝のように降りそそぎ、風でしぶきが舞い上がる


 台風が来る直前に、父親が窓のあちこちを板で打ち付けていたことを覚えています。そして、すべての雨戸を閉じました。全ての雨戸を閉じると、昼間でも家の中が暗闇になります。そんな時に面白かったのは、雨戸にあるたくさんの小さな節穴から通った外の光景が、室内の障子のあちこちに投影されることです。針穴写真機のように上下がひっくり返った風景があちこちに投影され、不思議の世界のようでした。
 ところで、今回の豪雨で作物がだいぶやられてしまいました。たとえば、5月に種をまいたトウモロコシ、雨と風でほとんどが倒れていました。雨が止んだら起こそうと思います。しかし、いつ雨が終わるのでしょうか。

               雨風で半ば倒れてしまったトウモロコシ


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