刈り取ったケナフの茎を何本か束ねて1週間ほど水に浸していました。その途中、何度か水を入れ替えました。その時、後半になるほど繊維が柔らかくなっていくことに気が付きました。強い水流を当てると、繊維がほぐれるように茎から外れるのです。
1週間位水に浸け終わると水から取り出しました。そして、茎の端っこを指で摘まんで引っ張るとスルスルと簡単に繊維が外れました。これまで、へらで擦るようにして繊維を採っていたのがばからしく思えます。しかし、今後もうまくいくかどうかは分かりません。足踏み紡ぎ機で糸にするまでやってみようと思います。
指で摘まんで、茎からスルスルと皮を引き剥がす
お盆を過ぎてケナフは高さ2m位に伸びました。ケナフの茎にはいろいろな太さのものがあります。今回皮を剥いでみて、細い茎の皮が剥がしやすいようです。つまり、先月7月頃の成長段階のケナフが繊維を採り出しやすいようです。太い茎のケナフの繊維には表皮が固着するのか黒い箇所が残ります。
カラムシは梅雨から7月にかけて繊維が取りやすいとのことを聞いたことがあります。クルミもそうですが、雨が降っているシーズンがより植物繊維を採りやすいのでしょう。
高さ2mに育ったケナフ 指で摘まんで皮を剥く 剥いた皮を束ねる

次に、石灰を溶かした洗面器の中にケナフの皮を束ねて浸しました。石灰を溶かした水はアルカリ性です。そのため、繊維だけが残るためか皮の色が白くなります。ちなみに強いアルカリ性水溶液は皮膚を溶かすことがあります。皮膚のタンパク質が溶けて指がヌルヌルするのです。
一週間位石灰を溶かした水を浸し続けた後、水で洗ってから天日乾燥します。そして、乾いた皮を剣山か何かで繊維を細かくします。最後に、その繊維を紡いで糸にしようと思っています。うまくいくでしょうか。
剥いだケナフの皮を水で洗う 石灰を溶かした水に皮を浸す

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ケナフの繊維を取る(2/x)
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