先日繊維にしたケナフを紡いでみました。紡ぎ方には大きく三つの方法があります。一つは縄を撚るように手で紡ぎます。二つ目はスピンドルを使って紡ぎます。そして、足踏み紡ぎ器を使って紡ぎます。今回は足踏み紡ぎ機を使って紡いでみました。
これまでは綿や羊毛を紡いできましたが、ケナフを紡いだのは初めてです。繊維が硬いので慣れないと難しいです。ポイントは、繊維をあらかじめ一方向に綺麗にカーディングしておくことです。乾燥した繊維を指を使ってほぐすようにします。しかし、繊維と繊維が絡みついてなかなか一方向に揃ってくれません。
でも何とか少量ほどですが紡いでみました。すると繊維と繊維をスムーズ繋げることが難しいです。単に慣れていないだけなのかも知れないので、今後何度か紡いでみようと思います。効率は悪いのですが、スピンドルを使ったり手で撚る方法も試そうと思います。
足踏み紡ぎ器を使ってケナフの繊維を紡ぐ
羊毛や綿はカーディングする方法がある程度確立されています。それは工業化と共に器具が改良されてきたからです。しかし、昔からの自然素材であるカラムシなどは大量に生産できず商業化が困難でした。そもそも繊維が荒いカラムシなどは綿や羊毛に比べて不利です。安く大量に生産することが無理だからでしょう。昔から手作りです。そのため、とても製品は高価です。伝統工芸家かよほど手作りにこだわる方しか手を出しません。
ケナフの繊維をほぐす 指で丁寧にほぐす 足踏み紡ぎ器を調整

さて、ケナフの繊維を足踏み紡ぎ器で紡いでみると糸がやや太めになるようです。綿などと違って繊維が太く硬いからだと思います。紡ぎ器のテンションを強めにすると糸がよく引き込まれます。綿と違って繊維が強いためか切れることはまれです。あと、ほつれがたくさん出ます。
紡ぎ始めたばかりなので良い糸をまだ紡ぐことができません。栃木県の大麻博物館では足踏み紡ぎ器を使って糸にしていました。大麻のような固めの繊維も紡ぐことができるようです。そのため、もう少し練習すれば良い糸を紡げるようになるのではないかと思います。
慣れないためかほつれが多い糸 少量ですが紡いでみた糸

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ケナフの繊維を糸に紡いでみるも(1/x)
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