5月にトウモロコシの種まきをしました。その後順調に育っています。小麦関連の作業が一段落したため、雄穂が出始めたトウモロコシの生育状況を確かめました。すると、予想はしていましたが、散々の状況でした。遠目には成長しているのですが、茎や葉にたくさんの害虫アワノメイガが食い込んでいました。やれやれ!
遠目には、しっかり成長しているように見えるトウモロコシ
根元の茎がポッキリ折れているトウモロコシが数本ありました。そして一番多いのは、アワノメイガが葉のあちこちに穴を開けている被害です。今は葉に穴を開けているだけですが、そのうち茎や実に移動してさらに被害が広がると思います。
ポッキリ折れた茎 あちこち穴を開けられた葉と虫の糞
葉に穴が開いているのはまだいいとして、雄穂にも被害が進行していました。ポッキリ折れている雄穂を調べてみると、大きくなったアワノメイガが芯にいました。害虫アワノメイガは、小さなうちは周辺の葉芯に入り込むようですが、大きくなるにつれて茎や実を食い込むようです。いったん茎に入り込まれると薬をまいても効きません。
ポッキリ折れた雄穂 雄穂の芯を食い尽くしたアワノメイガ
今年は、いっさい農薬をまかないでトウモロコシを育ててみました。やはり、何も対策をしないとトウモロコシは収穫できないことを改めて知りました。農薬を使わないで、害虫を寄せ付けない方法はあるでしょうか。トウモロコシを寒冷紗で覆うのも一つの方法ですが、トンネル状に寒冷紗を覆わなければならず時間,場所,コストともに大変です。来年はもう少し勉強して、再度トウモロコシを作ってみたいと思います。
ひげが出てきた実、今のところ被害にあっていないが
↧
害虫の被害にあうトウモロコシ
↧