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Channel: 東京里山農業日誌
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古い手押し式種まき機で小麦を種まき、そしてオート麦を手まき

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 遅れていた小麦とオート麦の種まきをしました。去年も同じころに種まきしました。遅れた日付を少しでも取り戻すため、種を6時間ほど浸水しておきました。この時期ならば、2日位早く発芽します。水から出すと、種まきしやすいように少し乾かしました。また、種まき数が多めになるように、種まき機の粒が落ちる量も調整しました。この種まき機はとても古い手動式のものですので調整が面倒です。でも手でまくよりは、正確に種をまくため毎年使っています。麦のほかに、陸稲の種まきにも使っています。

     浸水後、少し乾燥して網袋に収納         種まき機の穴の大きさを調整
 

 調整した種まき機と麦の種を畑に持っていきました。そして、畑の隅で、小麦の種を種まき機に入れました。今回は小麦粒が多めに落ちるので、種まき機に入れた小麦が早く無くなりそうです。このため、例年より多めに入れました。もし足りなくなれば、種まき途中にでも追加して入れます。

               小麦の種を入れている手押し式種まき機


 次に、種まき機がちゃんと規定どおりに小麦粒を落とすか確認しました。確認が終わると、種まきする筋を決めました。麦の畝幅は、畝間を耕耘機で除草できるように90cmに決めました。その90cmごとに杭を打ちました。

      畝幅90cmになるよう杭を打つ           小麦粒の落下と数を確認
 

 対抗する杭と杭の間を紐を結んで、その紐に沿うようにして小麦の種まきを開始しました。真っ直ぐ種まきできるように、前を見ながら紐に沿って播種機を押し続けました。事前にトラクタでふかふかに耕耘していたため、足や播種機が少し土に埋まりますが、かまわず播種機を押しました。この種まき機は土を被せてくれません。播種後、足で寄せるようにして土を被せました。

           ふかふかした土のため、種まき機が少し埋まって押しずらい


 小麦の種まきが終わると、オート麦の種まきをしました。オート麦は細長いので、種まき機に詰まってしまうかも知れません。そこで、平クワで筋を作った後、手で種まきをしました。手でまくとどうしても厚まきになりがちですので、なるべく薄くまくように気をつけました。まき終わると、麦と同じように足を寄せるようにして土を被せました。種まきをしたのが遅かったため、発芽するのは去年と同じ12月上旬になるのではないかと思います。

     オート麦種まき用の筋をひく            筋に沿ってオート麦を手でまく
 


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