修理を依頼された東芝製と三菱製のカーラジオを通じて、古いカーラジオに興味が出てきました。特に普通の家庭用ラジオと車載用のラジオの違い興味を持ちました。たまたまオークションで1000円で出品されていた下画像のカーラジオ、松下製です。松下もカーラジオを作っていたのですね。この松下製カーラジオは、東芝製と三菱製よりも後に作られたようです。よりコンパクトになっていました。残念ながら銘板が取れていたため、型名は分かりません。
よりコンパクトにつくられた松下製カーラジオ
東芝製、三菱製、松下製カーラジオを見て気が付いたのですが、奥行きはバラバラですが、高さや幅は規格が統一されているようです。最近のカーラジオと比較すると、高さだけはずっと統一されているようです。機械式プリセット機構も使い方が統一されていたようです。東芝製、三菱製、松下製のどれも使い方は同じです。チューニングや音量の位置も同じです。
メカニックのプリセット機構ですが、より小型化されていました。カーラジオの容積の大部分を占めていましたので、各社共にこのプリセット部分をいかに小さくするか苦労したのではないかと思います。さらに、μ同調コイルが小さくなっていました。
よりコンパクトなプリセット機構 丸はコンパクトなμ同調器三つ
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古い松下製トランジスタラジオ(カーラジオ)の修理(1)
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