お昼前に田布施町発明クラブのmさんから電話がありました。ロボット相撲部門で田布施農工が全国優勝したとのこと。午後16:00にNHKの取材が入るので、チャレンジコンテストに出た子供達を参加させるとの連絡が入りました。チャレンジコンテストに関わった私も、行くことにしました。
子供達にロボット相撲について説明 この円がロボット相撲の土俵
田布施農工は、前身の田布施農業高校時代に何度か来たことがあります。それも50年以上前のことです。当時は、木造校舎で裏校舎にニワトリや豚などが飼育されていました。そして、裏山に果樹園などありました。50年ぶりに訪れて驚きました。近代的な鉄筋校舎で、昔の面影は全くありませんでした。ところで、見知らぬ私達に声掛けしてくれた高校生が何人かいました。普段の教育がしっかりしているからでしょう。
丸い土俵の中で、相手を押し出すかひっくり返すと勝ち
私が着いてしばらくすると、子供達が次々にやって来ました。小学校から制服のまま来た子もいました。NHKは、若者(高校生)が地域で頑張っている姿を撮影するとのことです。さらに、その若者が地域の子供達と交流している姿も撮るようでした。参加した子供達は、ロボット相撲の迫力に驚いていました。来年の小学生チャレンジコンテスト、お兄さん達に負けないよう頑張る意欲が湧いてきたようです。
ロボット相撲を見学後、子供達の感想
ロボット相撲が終わると、高校生のお兄さんからロボットについて説明がありました。小学生から質問が次々に出ました。どんな電池を使っているのか,磁石でくっつくと車輪が回らないのではないか,どの位の期間で作り上げたのかなどの質問です。お兄さんへの質問が終わると、今度はNHKのお姉さん(レポーター)が子供達へ感想を聞いていました。子供達は元気よく答えていました。
NHKのお姉さんから質問 別タイプのロボットも見学
ロボット相撲の実演が終わると、別の部屋に案内されました。その部屋には別タイプのロボットがありました。ロボットには各種タイプがあり、タイプ別にコンテストがあるようです。
私が中学生の頃、ロボットを作るなどおとぎ話でした。代わりに、3年かけてホバークラフトを作ったことが唯一の思い出です。古いバイクを分解してエンジンを取り出し,そのエンジンに取り付けるプロペラを板で削り出し,胴体を作ったり・・・などなど苦労しました。中学3年生の時、やっとそのホバークラフトは完成しました。爆音を響かせて、人を乗せて空中に数センチ浮かんだことを覚えています。当時、コンテストがあれば、もっと張り切って工作したに違いありません。
今回のロボット相撲見学は、子供達にとても良い刺激になったと思います。ロボットの動きをじっと見つめている子供達の目はキラキラしていました。その目を見て、私はとても嬉しくなりました。
小学校での工作教室の説明 お土産をいただいた子供達
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田布施町 発明クラブ 田布施農工のロボット相撲を見学
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