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古い松下製トランジスタラジオ AT-110の修理(1/x)

 数日前雨で農作業ができなかったため、久しぶりに古いラジオの修理をすることにしました。今回直すラジオは、松下製トランジスタラジオAT-110で、今から60年位前(昭和33年頃)に製造されたとても古いものです。少し傷んでいます。ラジオの修理は、一種知的なゲームです。このお正月をかけて、のんびりと直してみようかと思います。

 故障した松下製トランジスタラジオ                     中波ラジオ モデル名:AT-110
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 さて、このラジオは電池を入れてもさっぱり音が出ないのです。雑音さえ出ません。電源スイッチのON/OFFを繰り替えしてもクリック音さえも出ません。何らかの原因で電源が入らないのでしょう。また、このラジオは落下損傷したようです。外観がずいぶんと傷んでいます。特に側面にひどいヒビが入っていました。音が出ない原因を探す前に、損傷を直すことから始めました。

       バーアンテナのフェライトコアが破損してスピーカーの磁石に付いている
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 損傷の範囲を見極めるため、ラジオの筐体を開いてみました。すると、筐体側面以外にもバーアンテナのフェライトコアも損傷していました。バーアンテナの破片がスピーカーに付いていました。また、電池ボックスも錆びて緑青が出ていました。これら、損傷を最初に直すことから始めました。

 破損したバーアンテナ      緑青が出た電池ボックス      破損した筐体側面
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 損傷したバーアンテナは欠けた破片を接着剤で固定しました。以前直した日立製トランジスタラジオWH-901を修理した時にもバーアンテナが破損していました。その時は、フェライト棒がポキンと折れていました。その時も接着剤で直しました。このような古いラジオのバーアンテナは当然のことながら販売中止となっています。不完全ながらでも接着剤で繋げるしかないのです。

   接着剤をバーアンテナに付ける        フェライト片をバーアンテナに取り付け
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 パーアンテナを直すと、筐体側面の破損を直しました。やはり、接着剤を使って接続しました。今回取り付けることができなかった細かな破片は、今回の接着が固まってから取り付けます。真空管ラジオは大きいため落下による損傷は少ないのですが、トランジスタラジオは手に取って運びやすいだけに落下損傷が少なくありません。ハード的な修理が終われば、次に電子回路の修理に入ります。このお正月、コタツにでも足を入れてのんびりとこのラジオを修理しようかな、と思っています。

  損傷部分に接着剤を塗布               外れた部分を取り付けて固定
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田布施周辺古代の謎 般若寺,龍泉寺など

 先日、12月1日に1月の史跡探訪ウォーキングの下見で龍泉寺を訪問しました。その時のことです。ご住職と奥様と雑談していた時、楼門の向きについて話をしました。楼門がどこを向いているかお聞きしたのですが、分からないとのことでした。私が見るところ、東の方向で木々の間から平生の街並みがかすかに見えるのです。
 実は、龍泉寺を訪問する約2ヶ月前の10月5日に般若寺のご住職のFさんをMさんと訪問しました。その時、仁王門の不思議なお話を伺いました。それは、仁王門の東側は大畠瀬戸を向いているとのこと。そして、西側は木が茂っていたが木を伐採すると、夕日が差し込むとのことです。そして、夕日が差し込むその方向を見るとも、田布施と光の境界である千坊山があるのです。龍泉寺がある方向です。

  般若寺の仁王門と龍泉寺の楼門を結ぶ直線 ※古代:平生~田布施~柳井は海
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 龍泉寺は江戸初期の1615年に建立され、今年は建立400年記念が執り行われました。龍泉寺がある千坊山(千峯山,仙峯山とも。※般若寺は神峰山)一帯にはその昔、「千坊」の名のとおり多くの寺や僧坊があったとの言い伝えがあります。実際に発掘すると、当時と思われる列石や瓦が多く出土します(田布施地方史研究会誌第23号 千坊山探訪記参照)。その寺や僧坊群があった千坊山から西を望むと九州が一望できます。千坊山にあった寺や僧坊の名残を引き継ぐ庵か敷地跡か平地に、龍泉寺が創建されたのではないでしょうか。

       般若寺の仁王門              龍泉寺の楼門 
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 ところで、般若寺パンフレットに、仁王門が向く方向の直線が書かれています。この直線の西側の方向に龍泉寺があるのです。龍泉寺がある千坊山にかつてあったお寺群は、もしかして般若寺とセットだったのかもしれません。般若寺が大畠瀬戸を見守るように、千坊山のお寺群は今の田布施~柳井を結ぶ唐戸瀬戸(田布施地方史研究会誌第25号 八幡山遺跡参照)を見守っていたのかも知れません。さらに、熊毛王国または古周防国の繁栄や鎮護の役割を担っていたかも知れません。

                般若寺のバンフレットより抜粋
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 ところで、田布施町周辺の遺跡は九州との結びつきが大きいようです。石器は大分県姫島の黒曜石が多く使われています。姫島産黒曜石が田布施町郷土館に展示されています。土器についても、関西方面よりも九州や四国に関わるものが多いのです。
 また、田布施と平生には吹越遺跡を代表とする高地性集落跡が多くあります。古代に戦乱があったのではないでしょうか。魏志倭人伝に記されている倭国大乱(2世紀後半)、はたまた記紀に記されている東遷に関わるような戦乱が古代にあったようです。戦乱と関わりがあるかどうか分かりませんが、山口県で一番古いとされている国森古墳(田布施町、4世紀)から中国製(漢の時代)銅鏡に加え多くの鉄製の武器が発掘されています(郷土館常設展示)。

   姫島産黒曜石       国森古墳の鉄製武器       後井古墳の石室内
  (田布施町郷土館)        (田布施町郷土館)        (田布施町城南)
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 面白いことに、般若寺と龍泉寺を結ぶ線を伸ばすと、偶然かもしれませんが、東に奈良、西に北九州を指します。古代史の最大の謎は、邪馬台国が奈良にあったのか北九州にあったのかです。この直線は、熊毛王国または古周防国が古代において邪馬台国と何らかの関わりをあったことを示唆しているようにも思います。6~7世紀頃になっても、田布施周辺にはそれなりの勢力があったようです。その証拠に、石城山の古代朝鮮式山城遺跡(7世紀)があります。また、田布施の後井古墳(山口県で最大の石室、郷土館に1/2縮尺石室模型を常設),柳井の茶臼山古墳(発掘された銅鏡は日本で2番目に直径が大きく重量日本一)、平生の白鳥古墳(山口県で最大の墳丘長120m)があります。
 日本の歴史上、古墳時代以後は寺院がさかんに作られるようになります。熊毛王国または古周防国もまた、古墳や山城を作ることから寺院を作ることに変わったはずです。その寺院が、千坊山のお寺群の元になったのではないでしょうか。千坊山の寺院遺跡を丹念に調査すれば、その創建時期や衰退時期(戦乱による大火災による焼失との言い伝え)が分かるはずです。
 ところが、唐戸瀬戸が埋まり始めたと思われる10世紀頃から、熊毛王国又は古周防国は次第に勢力が衰えたようです。勢力の中心が、防府など周防灘方面に移っていきます。海が埋まると共に、熊毛王国又は古周防国は歴史から消えてしまったのです。千坊山のお寺群を再建する余力はすでに無かったと思います。
 古代において、田布施平生柳井がどんな小国家だったのか、そして日本の歴史にどんな役割をしたのか興味は尽きません。

      般若寺と龍泉寺を結ぶ線を伸ばすと、偶然でしょうが奈良と北九州を指す
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草刈機用のチップソーのチップを研磨

 だいぶ裏山の下刈りが進んでいます。ですが、チップソーの使い過ぎでしょうか、笹や枝が刈れなくなってきました。チップが摩耗しているのに違いありません。このさい、チップソーを研ぐことにしました。鎌などを研ぐ時に使っている紙状ヤスリ刃のものをチップ研磨専用刃に交換しました。チップ研磨専用刃にはダイヤモンド粉が塗布してあるそうです。

 鎌などを研ぐ紙状やすり刃   チップ専用のものに交換    研磨するチップソーを固定
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 グラインダーの刃を交換すると、さっそくチップを研磨しました。研磨するチップソーを専用の器具に取り付けました。回転はするが、グラグラしないように固定しました。チップソーには40個位のチップが埋め込まれています。そのチップの二面を研磨します。一つは回転方向に平行な角度、もう一ヶ所はチップから回転軸方向の角度です。

                 チップソーを専用器具に装着後、研磨開始
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 チップは超合金が使われているらしく、普通の回転砥石ではあまり研磨できません。ダイヤモンド粉が塗布されているからこそ、より良く研磨できるようです。普通の砥石で鉄を磨くとよく火花がでます。ですが、チップを磨いてもあまり火花が出ないのは何故でしょうか。金属の成分に違いがあるからでしょう。こうして数枚のチップソーを研磨しました。ただ、研磨したとはいえ、新品のようにはもちません。

     研磨前のチップソー                研磨後のチップ面が光る
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伐採した木の枝を切り、山から降ろして焼却



 年末の大掃除の一環として、裏山の下草刈りや伐採をしています。しかし、伐採した木を燃やすことが意外に大変なのです。一番大変なのは、伐採した木を山から降ろすことなのです。枝を細かく切って束ねます。そして、束ねた枝などを背負い、山道を伝うように歩いて降ろすのです。短い山道ですが意外と難渋します。

 伐採した木の枝を切って降ろす、これが大変      延焼しないように回りに水をまく
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 夏に伐採しておいた木は、乾いているため運ぶのは楽です。しかし、一つだけやっかいなことがあります。それは、夏の間に蔓が枝にしっかりと絡みついていることです。蔓を外しながらを枝を切ることは大変なのです。それでも、焦らずに山から降ろして燃やしています。
 寒い今の時期だからこそ、燃やしていると体が温まります。今どき、自宅で火を燃やすことができるのは贅沢なのかも知れません。まだまだ燃やす木や枝などがたくさんあります。大晦日まであと1~2回ほど燃やして、伐採した木を少しでも減らそうと思います。

               切った枝を燃やしながら、体を温める
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白菜の本漬け、美味しく漬かるかな

 先日から、白菜の収穫仮漬けをしました。今回、年越し前に本漬けをしました。春までに食べきることができる量です。本漬けには昆布と唐辛子を使いました。いりこなどを使おうかと思いましたが、ほんらいの白菜の美味しさをキープするため使いませんでした。最初、仮漬けした白菜を別の樽に移しました。昆布などを混ぜ込みやすくするためです。

     綺麗に洗ったミキサー           刈漬けした白菜を移した樽
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 毎年昆布は細かくハサミで切って混ぜ込んでいますが、今回はもって細かくするためミキサーを使ってみました。買ってきた昆布と唐辛子をボールに入れて、仮漬けした白菜から染み出た塩水にしばらく浸けました。すると、昆布の一部が溶け出たのでしょう、塩水がとろとろしてきました。あらかじめ綺麗に洗ったミキサーに塩水ごと入れて撹拌しました。1mm四方位に細断されました。

  塩水に浸した昆布他    ミキサーに昆布などを移す     細かく撹拌
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 続いて、別の樽に移していた白菜に、細断した昆布を塩水と一緒に入れました。一度にすべて入れるのではなく、白菜の葉の間に入るように混ぜ込みながら入れました。私は漬物の素人なので、この方法が良いかどうかは分かりません。正月早々食べてみて、ダメならば来年別の方法に切り替えようと思います。10年位毎年漬けていれば美味しい我家の漬物になるのではないかと思います。今年は昆布と唐辛子だけですが、来年はニンニク少々、いりこ少々入れてみてはどうかと考えています。

       細かくなった昆布などを、少しずつ仮漬け白菜に混ぜ込む
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 全ての昆布を混ぜ込み終わると、本漬け用の樽に移しました。この樽は、仮漬けに使っていた樽です。底の方から並べるようにしながら、白菜を移しました。すべての白菜を移し終わると、ビニール袋を閉じて重石を載せました。そして、冷たくて暗い北側の倉庫に置きました。お正月前後に取り出して食べてみようと思います。さて、どんな味でしょうか。楽しみなような、心配なような気がします。

    本漬け用の樽に移した白菜         冷たくて暗い北側の倉庫に置く
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注連縄作り,小豆選別,焼却など、年越しの準備

 一年は早いものです。子供の時は、お年玉をもらうのがお正月の一番の楽しみでした。当時、祖母に300円位をお札でもらっていました。そのお金でプラモデルを買ったものでした。私が自由に使えるお金はお年玉くらいしかなく、貯金はしませんでした。当時はとても一年が長かったです。お年玉を使い切ると、なんだかさみしい気持ちになりました。今の年齢の感覚で5年位待たないと、次のお正月にが来なかったからです。

 わらを叩いて柔らかく      手すきでみごを取る     ワラを三つに分ける
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 さて、年越しの準備として注連縄を作りました。10年以上前から手作りしています。田布施に帰ってからは、母屋は婆様が購入した注連縄を飾り、倉庫などは私の手作り注連縄を飾っています。うらじろやミカンなどは付けないシンプルな注連縄です。作る前に適当なワラを選んで、編みやすくなるように叩して柔らかくします。

    もう少しで出来上がり             出来上がった手作り注連縄
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 注連縄は普通の縄と編み方が異なります。縄は二本を編み込むので比較的簡単にできます。しかし、注連縄は三本を編み込むので容易にはできません。逆編みですので、さらに大変です。しかし、二個程度作るためそんなに時間はかかりません。注連縄を編み終わると、軽く焼いてワラで磨くと注連縄がつるつるになります。あとはも丸く縛って完成です。大晦日の明日、倉庫などに飾ります。

               日向ぼっこしながら小豆を選別
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 注連縄を完成させると、11月に脱穀した小豆を選別しました。虫の食い跡がある小豆やゴミなどを手で取りました。天気が良いので、日向ぼっこしながらのんびり作業しました。続いて、木箱が緩んでいたため釘を打って直したり、サトウキビを休眠のため籾殻に入れて屋内の部屋に保存しました。約3ヶ月の休眠です。そして、今年のカレンダーを来年のものに張り替えました。

  休眠に入るサトウキビ    カレンダーを取り替え      太い枯幹を燃やす
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 夕方近くには、いつものように枯れ枝を燃やしました。今回は、とても太い枯幹を運んだので少しばかり腰を痛めました。山の地面に転がしていたため、湿気を吸っていてとても重かったです。山から降ろす時は、蹴るようにして落としました。しかし、落とした後、紐で引っ張ったり、持ち上げたり、引きずったりと、くたびれました。この太い枯幹で今年の焼却作業はおしまいにしました。来年も暇をみては焼却作業をしようと思います。

     太い枝や幹はすぐには燃え尽きないため、暗くなっても燃え続ける
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2015年の気温変動,注連縄を飾る,田布施町外周史跡巡りウォーキング下調べ

 2015年の正月から12月まで、我家の気温変化を測定してみました。我家の日が当たらない地表20cmの場所の一年間の気温変化です。最高温度は29℃でお盆頃です。最低温度は-4℃で2月中旬のことでした。そして、3月は一端気温が上がりながら下旬に下がったことが分かります。そして、11月は暖かく10月と同じだったことが分かります。この気温変化を見ていると、我家の一年を通じての気温変動が良く分かります。


我家の一年間の気温変化
 A:冬の最高気温,B:冬の最低気温,C:夏の最高気温,D:夏の最低気温
 E:3~4月の気温の変化,F:暖かかった11月
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 2015年最後の日、我家に注連縄を飾りました。倉庫は私が作った注連縄です。今回からリンちゃんの家にも注連縄を飾りました。バイクや自家用車のお守りは、初もうでの時に購入して飾ります。

  母屋玄関に注連縄      倉庫の扉に注連縄      リンちゃんの家にも注連縄
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 ところでこの4月、麻郷でかつて「1日詣り」と呼ばれていた巡礼コースをウォーキングする予定です。歩く距離は15~20km程度ではないかと思います。2,3年後さらに長い距離を史跡巡りするウォーキングの計画を立てようかと考えています。それは、田布施町の外周にある史跡を巡る超健脚向けのコースです。今回、バイクで走って距離を測ってみました。

       田布施町外周の史跡を巡ってウォーキングするコース
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 田布施町の外周に沿ってウォーキングするため、隣町である平生町,光市,柳井市の境も歩きます。小行司も歩くのであれば岩国市も入ります。まずは距離を測ることにしました。一日で歩き通すならば40km以内が理想です。麻郷の八海をスタートしてバイクで一周してみました。

    麻里府の海岸        西田布施の竹尾      光市との境にある峰尾峠
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 マラニックと呼ばれるマラソンとウォーキングを合わせたような競技があります。その踏破する距離は100km位です。この距離になると、走らないと一日で踏破することはほぼ無理です。そこで、ウォーキングだけで踏破する距離を想定すると40~50kmではないでしょうか。4km/Hで10時間を歩けば40kmです。休憩を2Hとすれば、朝6時に歩き始めると、午後6時に到着することになります。

              田布施町と光市の境界にある千坊山、コバルト台地から田布施方面を見て
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 とは言え、史跡も見学しながらのウォーキングと考えると、30~40kmが妥当だと思います。山あり谷ありのコースですが景色の良い場所もあります。戎ヶ下の菅原神社,麻里府の住吉神社,竹尾の龍泉寺を経由して峰尾峠で千坊山に入ります。その長い尾根道は、周防灘の景色がお勧めです。

  大峰峠から田布施に       西山の妙見社       山陽本線の下をくぐる
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 千坊山の大峰峠から田布施に入り、蓮華寺を通って城南に入ります。呉麓山麓の林道に入ると、森林浴を楽しみながら歩けます。西山の妙見社を通った後、山陽本線の下をくぐって光市の三輪に入ります。すぐに城南の犬田に抜けます。そこからは石城山を見上げながら吉井を通って石ノ口八幡宮に行きます。

 城南犬田からの石城山      光市へ抜ける県道       石ノ口八幡宮に到着
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 石ノ口八幡宮で少し休憩後、八幡寺を経由して別所薬師に行きます。そこから木地へ抜け、峠を越えて大波野の上段に入ります。ここまで来れば、田布施外周の約2/3を歩き通したことになります。上段では、暖かい日差しを浴びながら歩くことができます。夏は暑いかな?続いて、岩永に着いてからは、大波野の広大な田んぼのど真ん中を歩きます。明池遺跡があった場所です。

              大波野上段から見ろした広々とした田んぼ
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 大波野の田んぼを歩き通すと、再び山陽本線をまたぎます。そして、今度は灸川沿いに堤防の道をどんどん川下に向かって歩きます。堤防の道は、アスファルトで硬く舗装されていないので歩きやすいと思います。しばらく歩くと、堀川と灸川が合流する樋に付きます。ここまでく来れば、終点まですぐです。田布施川に着くと、どんどん麻郷八海に向かって500m位歩きます。すると、旧八海橋に到着です。
 バイクの距離計を見るとスタート時は49,097km、到着時は49,137kmでした。差を取ると、驚いたことにビッタリ40kmでした。この距離だと、1日でウォーキング走破できるぎりぎりの距離であることが分かります。今年か来年、一人で歩いてみようと思います。もしうまく歩ければ、平生町の外周(主に海岸道路と室津スカイライン)も同じようにウォーキングしてみようかと思案しています。そう言えば、高校生だった頃に田布施から上関大橋までの往復をウォーキングしたことがあります。帰り着いた時、足が痛くて棒のようだったことをうっすらと覚えています。
 江戸や明治の人達は、40km位の距離は平気で歩いていました。現代に生きる我々は、車に慣れてしまい退化していると思います。さて、現代人は昔の人と同じように歩けるでしょうか。
※オリンピック競技のマラソンでは、42kmを約2時間で走ります。すごいですね。

 大波野の広大な田んぼ      灸川の堤防道       到着!壊れた旧八海橋
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お正月はのんびりと初詣、田布施内全神社お詣り計画

 お正月になりました。大晦日は映画をみたりしていつもより寝るのが遅くなりました。そのため、新春の朝は8:00に起床しました。いつもは私が朝食を作るのですが、婆様が珍しく朝食を作りました。お神酒を飲んで、しばらくしてから地元の高松八幡宮に初詣に行きました。交通事故に合わないように、バイクと車の交通安全祈願のお守りを購入しました。

   初詣の人達で込む高松八幡宮      バイクと車用の交通安全祈願のお守り
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 今年の元旦は寝正月でした。撮りためたビデオや映画を見たりしました。とは言え、午後からは山に行って下刈りの状況を確かめたり、先日からの燃え跡をつついて火をおこして暖を取りました。ところで、去年は二日に分けて田布施町のほとんどの神社をお詣りしまた。今年もまた田布施の神社などをお参りしようと思います。動きやすいバイクで移動します。
 去年は大まかに場所を覚えてお詣りしましたが、今年は下のような「田布施新春全神社お詣りコース」を作ってお参りします。さて、一日ですべてお詣りできるでしょうか。心配なのは、まだ一度もお詣りしたことがない御蔵戸の稲荷神社と長合の稲荷神社があることです。また、一番高い所にある大波野惣津の妙見社も難所です。戸倉神社も長い石階段が疲れそうです。まだ私が知らない神社もあるかも知れませんが、それは来年のお楽しみ。

              田布施新春全神社お詣りコース、出発終点は浮島神社   
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田布施町 全ての神社関連を一日で詣でる

 お正月二日目、田布施町の神社,お社,又はそれに付随する祠などを出来る範囲ですべて詣でてみました。単独の祠などは数限りなくあるため今回は巡りませんでした。朝8:30に浮島神社をスタートして、17:00に浮島神社に帰ってきました。浮島神社に戻る直前、平生町なのですが人島の荒砂稲荷にお詣りしました。子供の頃、ここでよく遊んだことがあり思い出があるからです。残念なのは、小行司の神社を回れなかったことです。1時間程度早く出発していればと悔やまれます。

         今回田布施町を移動したコース、番号は下にある表の神社など
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 全てを回り終わった17時、バイクの走行距離を計ると72km移動していました。一方でGPSでは83km移動していました。走行距離とGPSの差は11kmです。つまり、72kmはバイクで移動し、バイクを降りてから山などを11km歩き回ったことになります。昼食は国木の多賀社でとり、間食は大波野惣津の妙見社でとりました。久しぶりに疲れました。
 ところで、12時頃国木を通ったので、日ごろお世話になっている郷土館長NさんのN邸を訪問して新年の挨拶をしました。もう少しゆっくり立ち話でもできれば良かったのですが、先を急いでいたので早々にN邸を出ました。

           No.は上地図で訪れた神社などの番号
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 今回初めて詣でた神社が二つあります。一つ目は、長合と思っていた上ヶの神社(正式名不明)です。山の上に鎮座しているのですが、入口が分からず苦労しました。不思議なことに鳥居に掲げてある神社名が外されているか壊れているかで無いのです。昔の資料を探して神社名を調べようと思います。御蔵戸の稲荷社もやはり入口が分からず苦労しました。屋根の一部がブルーシートで覆われていました。
 巡っていると、朽ちかけているお社や半ば放置されて祠が散見されました。今のご時世、仕方のないことなのでしょう。そのためか、鏡餅がお供えされたり新しいしめ縄が張られたりしているお社や祠があるとほっとします。

       上ヶの不思議な神社              御蔵戸の稲荷社
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高校の頃歩いた、田布施町から上関町までの往復距離を測定

 田布施町外周距離が約40kmでした。その距離を本当に歩けるかどうか考えていると、高校3年生になったばかりの春に我家から上関まで歩いて往復したことを思い出しました。その往復距離を正確に測定したくなりました。そこで、当時私が歩いた道をバイクで往復して距離を測ってみることにしました。

              我家から上関の灯台まで、当時歩いて往復したコース
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 当時は南周防大橋は無かったため、平生町の繁華街を通って上関に行きました。平生座があった街の中心部です。途中、野島神社や直指庵を通りました。そして曽根や佐賀の海岸線を通りました。尾国では古い家並みのある古道を通りました。私が高校生の時、すでに海岸道路は舗装されていましたが、道路はとても狭かったように記憶しています。

   平生街内の野島神社       佐賀公民館         尾国の古い家並み
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 志田では、残っている古道を通ってみました。当時は狭い道路で、バス一台しか通れないような狭い道路でした。その道路を高校生の私は、てくてくと詰襟に黒の学生服を着て歩いたのです。歩いていると、気の毒に思ったのか、何台かの車が止まって「乗せてあげよう。」と言ってくれました。しかし、丁寧に断りました。当時、上関から通っていた同級生はバスか自転車を使って通学していました。その道をわざわざ歩いて往復するなんて、当時はなんて私は変わっていたのでしょう。

              志田に残っている旧道、当時はここを通って上関へ
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 私がてくてく一人で歩いていると、前の方から一台の車(軽自動車のバン、黄緑色)がやってきました。助手席に同級生のTさん(たぶん)が乗っていてこっちを見ていました。彼女はきっと「何この人!なんでこんな所をたった一人で歩いているの?」と思ったに違いありません。ポカンとこちらを見ていました。数秒間のことでした。

 目標の上関灯台に到着     志田近くからの大星山      尾国の万葉集歌碑
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 当時の私は、進学コースに迷っており希望が持てない中、何か一つでも自分でやりとげてみようと思っていました。その一つが、たった一人でもできる長距離を歩くことでした。変わった高校生だったのでしょう。8:00頃歩き始めて、暗くなる19:00頃に我家に戻ったように記憶しています。

            平生町佐賀の丸山海浜パークの海で少し休憩
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 我家に戻ってGPSとバイクの走行距離を測ってみました。すると共に42kmでした。なんと、オリンピックのマラソンと同じ距離でした。当時スポーツマンでなかった高校生の私でも歩くことができたのです。今回の結果から、少なくとも高校生ならばスポーツマンでなくても十分に40kmを歩けることが分かりました。もう少し時間をかければ、今の私でも歩けそうな気がしてきました。ちなみに、田布施から岩国市街までの距離も40kmです。

 佐賀の白鳥神社の鳥居     海に突き出た百済部神社   水場の古道と家並み
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農作業を中心に仕事始め

 正月三が日は神社などを歩き回って少々疲れました。そのため、4日目は家の周りで農作業を中心に仕事始めとしました。最初に農作業で一番良く使う鎌を研ぎました。そして、手が滑らないように、また畑や山ですぐ見つかるように、取っ手にゴム状のオレンジひもを巻き付けました。また、機械類に油をさしておきました。本来ならば年末にしなければならない仕事なのですが。

      滑らせないように巻き付ける           綺麗に砥いだ鎌
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 暖かい一日だったので、耕耘機を使って畑を耕しました。冬とは言っても雑草は少しずつ伸びています。時々、除草耕運しなければなりません。そして、明日からはいつものように、たき火をしたり、残った山の下草を刈ったり、大型ゴミを柳井市の周東環境衛生組合清掃センターに持って行ったりしようと思います。ところで昼食や夕食時に、去年漬けた白菜を樽から取り出しては食べています。意外に美味しいので、すぐ無くなってしまいそうです。

                    冬の間に伸びた雑草を耕耘で除草
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古い松下製トランジスタラジオ AT-110の修理(2/x)

 夕方我家に帰った後に、枯れ枝などを焼こうと思っていました。しかし、雨が降っていたため焼却作業ができませんでした。そのため、去年末から続けているラジオの修理を続行することにしました。修理のための知識として、使われている素子を調査をしました。まずは、ラジオ筐体内に収まっていた基板を取り出しました。

          松下製トランジスタラジオ AT-110から取り出した電子基板
          A:周波数変換部,B:中間周波部,C:検波部,D:低周波部
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 ラジオの標準的な電子的構造は、周波数変換部,中間周波部,検波部,そして低周波部の四つから構成されます。それぞれの部ごとに、使われている素子(主にトランジスタ)を調査しました。まず最初に周波数変換部を調査しました。周波数変換部は、同調回路,局部発信回路,そして周波数変換回路から成ります。その中で使われている能動素子はトランジスタMC101です。この素子は、その後2SC101改称されました。fαbが15Mhzと、当時としては性能が良いトランジスタです。MC101は、松下がヨーロッパPhilipsとライセンス契約して作ったトランジスタです。そのため、国内では松下のトランジスタだけがヨーロッパスタイルの缶に封入されています。

         周波数変換部とMC101              MC101の規格
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 続いて中間周波部を調査しました。すると、中間周波数増幅にはOC45が2個使われていました。MC101よりは性能が落ちますが、fαbが6Mhzの高周波用です。ところで、トランジスタラジオの修理で困るのは中間周波トランスがろうで封入されていることです。このろうを溶かして調整することが意外に大変なのです。ただ、調整が必要なことはまれなのですが。

 中間周波用トランジスタのOC45                      OC45とOC71の規格 
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 続いて、増幅され選択された中間周波を検波する検波部を調査しました。検波器にはOA70が使われていました。この当時、検波器は大きめのものが多いです。今は、1N60やSD34のようなより小型の検波器が使われています。このラジオに使われている検波器を見ていると、鉱石検波器の名残があるような気がします。ただ、OA70は規格表では映像検波用となっています。テレビ用のものを流用したようです。

   検波部の検波用素子OA70           検波器OA70の規格
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 最後に低周波部です。素子にはトランジスタOC72が使われていました。そして、バリスタにはMA23Bが使われてしました。バリスタは、温度変化に弱いゲルマニウムトランジスタの温度補償用として使われています。OC72は小電力出力の72mWです。PP(プッシュプル)構成に回路が組まれています。75mWのためあまり大きな出力は望めませんが、大音響で使わなければ実用上は問題ないようです。
 日本で最初に実用的なトランジスタ(高周波用)を作ることができたのはSONYでした。松下は当初、実用的なトランジスタを作ることができませんはでした。そのため、最初は欧米とのライセンス契約で作ったトランジスタを使ったのでしょう。当時の日本は、まだまだ欧米と比べて技術が遅れていたのです。しかし、このトランジスタラジオを製造していた頃が、日本の電子立国としてのスタートラインでした。

   低周波部          OC72の規格        バリスタMA23Bの規格
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庭の伸びすぎたカイズカイブキ2本を伐採

 今回、我家にある庭木(カイズカイブキを)を伐採しました。去年の冬一昨年3年前と、ほぼ毎年2~3本切り倒してようやく今回で終わりです。カイズカイブキは小さなうちは良いのですが、大きくなると日当たりが悪くなりさらに剪定が大掛かりになるなどとても世話がかかります。庭以外にもカイズカイブキがたくさん植えてあるのですが、これらは山や木の陰にあるため小さく目立たちません。しばらくは様子をみようと思います。

   耕運機で引っ張る      倒す方向にVカット       倒れたカイズカイブキ
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 木を伐採する時は、被害がない方向に倒します。そのため、幹に縛り付けたロープで倒す方向に引っ張ります。山ではウィンチで引っ張りますが、今回はウィンチを固定する木などがありません。このため、耕運機で引っ張る方法をとりました。

               倒す方向に大きくVカット、カットした木片を取り出す
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 1本目に伐採したカイズカイブキはやや幹が細かったのですが、2本目に伐採したのはとても幹が太いカイズカイブキでした。亡くなった父親がカイズカイブキをすべて剪定することができなくなり、半ば放置していたカイズカイブキです。しかも、一番日当たりが良い場所に生えています。そのため、背も幹も太くなっていました。チェーンソーで切ったのですが、チェーンソーの不調と生木のためやや切りにくかったです。これで、庭のカイズカイブキをすべて伐採したのでほっとしました。

    耕運機で引っ張る     これから幹をVカット   横倒しになったカイズカイブキ
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 最後に伐採したカイズカイブキの幹を見ました。そして、年輪を数えてみました。すると、34本ありました。苗木を植えたとしても、我家に植えられてから30年は経っています。私が結婚した頃に植えられたようです?カイズカイブキを植えた父が亡くなってしまったので、今は確かめようがありません。
 さて、このカイズカイブキの跡に何を植えようか考えています。サトウカエデを考えていますが、紅葉が綺麗なアメリカフウもいいかも知れません。あるいは、ナッツ類もいいかも知れません。カイズカイブキは落葉しないため我家の日当たりが悪くなっていました。そのため、落葉樹を植えることだけは決めています。

                 最後に伐採したカイズカイブキの年輪は34
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干した大根を、たくあん漬けに

 先月収穫して干した大根、少ししわが出てきて曲がりやすくなってきました。干しあがったようなので、たくあんを漬けることにしました。試しに一本を20Lの樽に押し込んでみました。すると、ポキンと折れてしまいました。漬けるには早かったかな?そこで、縁にヒビが入っている一ランク大きな30Lの樽を使ってたくあんを作ることにしました。色付けのため、農作業小屋近くにあるくちなしの実を取りにいきました。しかし、不作で5個程度しか獲れませんでした。しかも、実は痩せていました。黄色のたくあんは望めなさそうです。

   たくあんにする大根     少量のくちなしの実       具を入れた塩水
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 1.8kg程度の糠を使いました。そして400gの食塩を使いました。具材として、昆布,唐辛子少々,いりこ,婆様のリクエストでニンニク少々,そしてくちなしの実5個を使いました。それらをミキサーの中に入れて食塩と一緒にして撹拌して、それを糠の中に入れました。そして、柔らかめの粘土位の硬さになるように手でこねました。なお、このミキサーは八王子市南原台に住み始めた直後の昭和60年(1985年)8月31日に購入したものです。30年使っています。どんぐりの実を粉砕して、そのでんぷんを取るために購入したものです。その後、砂糖を作るため小豆から水羊羹を作るため,そしてクズの根からでんぷん(葛根湯)を取るためなどに多用しています。

           具を混ぜた規定量の塩水を、樽に入れた糠に入れる
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 粘土状になった糠は一時間程度寝かせておきました。その間、具を作るために利用したミキサーを洗ったり、テーブルなどを布巾で拭きました。そして畑に出て、燃やすための残渣を集めたりしました。一時間程度経つと、干し大根を糠と一緒に樽に詰め込んでいきました。

   糠と具材をこねる       綺麗に洗ったミキサー     干し大根と糠を詰める
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 全ての大根を詰め終ると、さなの上に重石を載せました。そして、我家北側倉庫の白菜漬けの隣りに置きました。一ヶ月後には食べることができると思います。今年は細く長い大根でしたが、干し足りなかったのか一本折れてしまいました。来年は、小さく短い大根にしてみようかと思います。数年かけて、我家に合う大根をいろいろ試してみようと思います。

             白菜漬けの隣りに、たんあん漬けを置く
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トウモロコシ畑跡の残渣を整理して耕耘

 硬質トウモロコシを収穫した畑に残っていた残渣を整理して、この春から種を蒔けるように耕しました。地面に倒れたトウモロコシの茎を集めていると、トウモロコシの実が一つ出てきました。収穫漏れしたトウモロコシのようです。地面に落ちていて雨風に当たり、よくまあ腐らないでいたものです。皮がしっかりと実を守っていたようです。

  残っていたトウモロコシ    茎や葉の残渣を集める      耕運機で耕耘開始
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 茎や葉などの残渣はひとところに集めて焼却する場所まで運びました。2~3日後に枯れ枝などと一緒に焼こうと思います。残渣を運び終わると、耕運機を持ち込んで耕しました。やや広い畑のため、しかも根の残渣が残っているため耕耘がなかなかはかどりません。さらに、草がからみついたりしたため同じ場所を2往復して耕しました。そのため、暗くなる午後6時頃まで耕耘し続けました。この春、何の種をまこうかと思います。野菜もいいけど、花もいいかも知れません。いろいろ考えると楽しくなります。

               暗くなり始めた頃、耕耘が終了
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田布施町 少年少女発明クラブ コントロールカーの制作

 今年初めての発明クラブです。場所は田布施農業工業高校です。去年はジャイロ効果を狙った工作をしましたが、今年はモーターやブレッドボードを使ったコントロールカーの制作です。低学年生にはやや難しいかなとも思われる工作です。でも、指導員としてたくさんの高校生が付いてくれるので安心です。私はのんびりと各テーブルをまわりました。

   指導する高校生      保護メガネをして半田付け    基板で半田付けの練習
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 今年も半田付けをして工作をします。そのため、最初に半田付けの練習をしました。去年発明クラブにいた子供達は一度経験があります。しかし、今年クラブに入った低学年生は半田付けは初めての経験です。最初は恐る恐る半田付けしていました。半田こての先端に触れて、熱い思いをした子供もいたようです。それも経験です。私も子供の頃によくやけどをしました。そのため、その熱さや危険性が分かります。

          四つのテーブルに分かれ、指導員に見守られながら半田付け
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 私は子供の頃から半田付けしていますので、一度手本を見せました。半田付けは、半田が金属にスイーと吸いこまれるように薄く広がることが大切です。子供達を見ていると、どうしても半田の量が多くなって団子状になっていました。でも何度も練習していると確実に上手になります。子供の頃は失敗でも成功でもよいので、たくさん経験することが大切です。

  電気ドリルの注意説明    工作材料を一人一人手渡し    バンドソーを使用
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 私が子供の頃、トランジスターガールと呼ばれる言葉がまだ生きていました。トランジスターを製造する細かな作業をする女性のことです。その細かな作業の一つが半田付けでした。私が日立に就職した頃、巨大なテレビ工場のベルトコンベアでたくさんの女工さん(夜間高校生)達がテレビ基板の半田付けなどの作業をしていました。現在、女工さん達がしていた半田付けは、今や中国などでしたりロボットがしています。そのため、今の子供達がそのような仕事に就くことは無いでしょう。たかが半田付けですが、今でも重要な基礎技術の一つです。

            モーターの接点と電気コードを半田付けして接続
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 半田付けの練習が終わると、いよいよ工作に入ります。断面が三角形の長細い棒を10cm位に切った後に一つ穴を開けました。そのため、バンドソーを使って細長い棒を切り、電気ドリルで穴を開けました。次にモーター(2個/人)の接点に半田付けをした後、4芯の電気コードにも半田付けしました。続いて、モーターと電気コードを繋ぎました。さらに、電池ボックスとその電気コードを半田付けして繋ぎました。最後に棒にモーター二つを取り付けてコントロールカーとしました。いったん工作を終わって電池を繋いでみます。うまく工作できていると、モーターの回転でコントロールカーは走ります。

 モーターの接点を半田付け   丁寧に教える指導員     接点に電気コード接続
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 コントロールカーが前進することを確かめると、コントロールカーをコントロールするための装置を作ります。そのために、ブレッドボードをもらって配線をしました。今回は、電気ボックスからの電気コードをブレットボードの+-につなぎます。そして、モーター側の電気コードもブレッドボードに繋ぎます。今回の工作はここまでです。
 電池ボックスのスイッチを入れると、コントロールカーが前進すれば完成です。次回は、ブレッドボードにスイッチ類を取り付けます。そして、コント―ロールカーが前進後進左右に動くように工作します。子供達にはだんだん難しくなります。

   教わりながらブレッドボードに配線      工作が終わると、後片付けして掃除
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異常な暖冬、シイタケの大量廃棄

 この冬は異常な暖冬です。冬になってから一度も雪を見ていません。積もらないのは仕方ないとしても、降っている雪や霰も見ていません。そのような異常な暖冬で、しいたけがどんどん生えています。毎年春先にシイタケが出るのですが、この正月頃から異常に出ているのでびっくりしています。

 にょきにょき、どこともシイタケだらけ         廃棄した大量のシイタケ
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 気が付いたのが遅かったため、大量に廃棄しました。笠が開いたシイタケは、食べることはできますがあまり美味しくありません。もったいないのですが、大量のシイタケを廃棄することになってしまいました。それでも、洗面器2杯位の美味しそうなシイタケは収穫できました。我家では食べきれないため、友達や妹などにもらってもらいました。異常気象を、シイタケで知ることになるとは思ってもみませんでした。

             我家にやってきた妹にあげたシイタケ
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田布施町 大内弘直墓地、金声小学校跡地ほかを訪問

 行こうと思って行けなかった史跡や、写真を取り損ねた史跡を訪問しました。最初に大内弘直(1336年建武の中興時の戦いで亡くなる)の墓地を訪問しました。これまで行けなかった理由は、個人の家にある史跡だからです。今回訪問するとS家の家主Sさんがご在宅でした。普段は光市にいて時々田布施町に来るとの事でした。在宅しておられ、しかもいろいろと話しを聞くことができラッキーでした。

    S氏の門前、右手は金星小学校跡地            大内弘直の墓地
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 かつて大内公園を含む山全体がS家の所有地だったそうで、大内弘直のお墓は山の一角にあったそうです。しかし、戦前に山を軍に接収されたそうです。そのため、大内弘直のお墓を今の場所に移したとのこと。その後、軍は接収した山を公園化して忠魂碑を建てたようです。近年、道路を通すために山が深く削られ、S家と大内公園は完全に分断されました。

          S家(大内弘直居館跡)から見た金星小学校跡地、今は畑
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 ついでに、S家西に隣接する金声小学校跡地(明治11年8月設立)を見学しました。当時は、金声小学校が本校で、大波野と御蔵戸に分校がありました。その後大波野と御蔵戸の分校が長合分校に統合されて桜山小学校となります。その後、その桜山小学校が金声小学校に改称。金声小学校の旧建物はその後、青少年を教育する学校として使われたとのことです。
 なお、明治19年に八和田に小学校が新築され移転し、明治34年に東田布施小学校と改称します。この時「金声」の名前は途絶えましたが、東田布施小学校校歌の中に今でも生き続けています。ちなみに、東田布施小学校校門傍の「金声健児の碑」は昭和46年5月に建てられました。ところで、東田布施に在住する方々のうちいったい何人が「金声」のことを知っているでしょうか。

  山本竹一の石碑        徳本阪次郎の石碑       長田のお地蔵様    
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 S家を出ると、大内公園に行きました。そして、写真を撮り忘れた山本竹一の石碑に行きました。山本竹一は天神の人で、大内公園を整備したり桜を植えた功績者とのこと。金声小学校となる前の長合分校が、一時的に桜山小学校と改称したのは、その功績をたたえてのことではないかと思います。次に八坂神社の徳本阪次郎の石碑の写真を撮りました。徳本阪次郎は、灸川の治水に功績がありました。

八尋石八幡宮前のお地蔵様    八尋石八幡宮の鳥居      岡村左膳の石碑
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 続いて、長田の墓地に行きました。奇兵隊士だった平野捨五郎の墓を探しましたが見つかりませんでした。近所の方に聞いたのですが、分からないとのことでした。長田には他にも墓地があるのでしょうか。長田のお地蔵様を見た後、八尋石八幡宮に行きました。入口前のお地蔵様を見た後、境内のどこかにある幕末の教育者岡村左膳の石碑を探しました。広い境内をいろいろ探してようやく見つけました。功徳碑と大きく刻まれ、その下に小さな字で刻まれていたので、最初は分かりませんでした。岡村左膳の字を見つけて確認しました。

          今回調査した、金声小学校跡地,大内公園,八坂神社付近
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チェーンソーが不調のため整備

 先日、庭のカイズカイブキを伐採した時、どういう訳かチェーンソーが不調でした。切れるのですが、傾けたり、回転数を上げたりすると、不安定になって止まることがあるのです。ただし、エンジンが温まるとその症状が少し減ります。そのため今回、チェーンソーを整備することにしました。キャブレターが故障しているようならば分解する必要があります。購入してから8年近くなるので、不調になってもおかしくはありません。ただし、真冬でもエンジンのかかりは好調です。ニードルバルブあたりにゴミでも詰まっているのでしょうか。

             不調になったガソリンエンジン式チェーンソー
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 このチェーンソーは、父親が8年前に購入ました。私がこのチェーンソーを初めて使ったのは購入直後のしいたけのほだ木を作るときです。父親はいつもノコギリで伐採していたので、チェーンソーの使い方がよく分からなかったようです。その点で私は、東京で暮らしている時にホタルのすみか作りなどでよく使っていました。ガソリンエンジン式以外に、電気式のチェーンソーも使っていました。

   空気吸入口を分解     目詰まりしたフィルター   キャブクリーナーで掃除
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 チェーンソーは木屑で吸入口が目詰まりすることがあります。最初空気吸入口を調査しました。すると、フィルターが木屑と油でびっしり詰まっていました。油がびっしり付いているため、刷毛ではとれません。キャブクリーナーで油分を溶かして除去することにしました。
 フィルターをキャブクリーナーに浸けている間、キャブレターの調子をみました。すると、エンジンの始動はまったく問題ありません。しかし、チェーンソーを斜めにすると回転が弱くなるのです。やはり、キャブレターにゴミが詰まっているなどのトラブルがあるようです。

               チョークを入れると、容易にエンジン始動可
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 キャブレターを分解するのが面倒なので、一度エンジンを最大限にしばらく吹かしてみました。吹かすことでたまに目詰まりが無くなることがあるためです。すると、調子が良くなりました。斜めにしても回転が落ちません。この方法は、バイクのキャブレターが目詰まりした時にも応用できます。ただ、根本的な解決方法ではないため、時間が空いた時にキャブレターを分解・掃除しようと思います。続いて、チェーン駆動部の掃除をしました。ついでに、チェーンの刃を研いでおきました。

チェーンガイドバー部の掃除    チェーン駆動部の掃除    チェーンの刃を研磨
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平生町 沼~宇佐木~田布路木方面ウォーキングの下見(1/2)

 2月のウォーキングは、平生町の沼~宇佐木~田布路木~古開作を歩く予定です。そのコースの下見をしました。平生町のMaxValuを出発して、最初に沼八幡宮に行きました。一昨年の赤子山ウォーキングでも最初に沼八幡宮に行きました。今回は沼八幡宮から大野毛利氏が葬られている秀巌寺に向かいました。このお寺は、大野毛利初代就頼の養父である吉見家の菩提を弔うために1614年に建てられました。

  沼八幡宮の鳥居            秀巌寺の本堂          秀巌寺の本堂内
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 ところで、大野毛利の初代藩主の就頼は、吉川広家(毛利元就の孫、岩国領の初代領主)の次男です。いったん吉見家の養子になった後、大野毛利の初代藩主になりました。当時の高塔の吉見家に一時住んでいたとか。吉見家は元々は津和野付近の豪族で、戦国時代に毛利元就と激しく争った後に毛利家の家臣になったようです。なお、秀巌寺の裏には、大野毛利藩主の奥方殿の信心があつかった手水観音様が祀られた観音堂があります。なお仏像は無く、観音様が宿ったと言われる石が祀られています。秀巌寺は大野毛利の女性方の菩提寺だったそうです。

 秀巌寺裏の手水観音堂   2代目以降大野毛利藩主墓地   宇佐木の万徳寺
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 ところで、大野毛利氏の二代以降は秀巌寺近くの海前寺跡に葬られていました。しかし、明治以降廃寺となりました。そのため、今は秀巌寺で弔っているとのことでした。秀巌寺と観音堂を見学すると、海前寺跡にある大野毛利家の墓地を見学しました。かつては伽藍が立派だっただろうと思わせる石垣がありました。

    宇佐木の万徳寺、江戸初期に創建、それ以前は庵のようなものだったとか?
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 なお、吉川が治める岩国にはお城があります。基本的に一国一城のはずですので、長州藩に萩城と岩国城の二つのお城があるのは変です。二つ城がある理由は、幕府から見て岩国を治める吉川と長州を治める毛利を別々の大名と見ていたからです。このため、岩国支藩ではなく、岩国領なのです。このため、藩主ではなく領主です。このように、毛利と吉川は関ヶ原の戦い以降とても複雑な関係だったようです。

  白井小介の顕彰碑     周陽第十八番ヶ所霊場     白井小介飯山塾跡
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 海前寺跡を出ると宇佐木の万徳寺に行きました。元ご住職のお配慮で、本殿を見学後に中で昼食休憩を取らせていただきました。ありがとうございました。万福寺は江戸初期創建とのことで、それ以前は庵のようなものだったそうです。寺の前には、かつて海が広がっていたそうです。地名「宇佐木」の由来は、九州の宇佐からきているではないかとのことでした。
 万徳寺を出ると、田布路木峠にある白井小介の顕彰碑に行きました。そして、その近くの一心堂を見学しました。一心堂には周陽第十八番ヶ所霊場の御札が架かっていました。続いて、白井小介が開いていた飯山塾跡に行きました。次に、白井小介の顕彰碑の近くにある国木田独歩の碑に行きました。

         下見で歩いた、平生町 沼~宇佐木~田布路木方面コース
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