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上関町 楽しかった八島ウォーキング(4/4)

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 浄慶寺の本堂内の窓から外を見ました。すると、眼下に八島の街並みが一望できました。額縁または車窓を覗き込んでいるようです。さらに、窓から吹き込んでくる涼しい風がとても心地良いのです。しばらく外の景色を眺めていると、お接待をいただきました。冷たいお茶に駄菓子です。ありがとうございました。

  額縁のような窓景色      お接待をいただく     涼しい風を受けながら談笑
  

 お寺の奥様とお話しをしていると、思いがけない話題が出ました。それは、私が中学生時代に所属していた科学クラブ顧問だったM先生の事です。M先生は八島中学校に勤務していたことがあったそうで、ある時ちょっとした病気になったそうです。その時、浄慶寺の奥様が上関八島から柳井周東病院まで付き添いしたそうです。よほど、高熱だったのでしょうね。M先生が八島中学校に勤務していたことを初めて知りました。

  浄慶寺の急石段を降りる     八島ふれあいセンター   川口健治ミニ絵画館
  

 浄慶寺を出ると、急な石階段を下りました。そして、八島ふれあいセンターまで戻ることにしました。センターには毎月、川口健治の娘さんがリハビリ体操の指導に来るとのことです。センターに着いた頃、川口健治ミニ絵画館に八島小中学校跡側から入館できることを知りました。下見時には北側の玄関から入館しましたが、今回は八島小中学校跡側から入館しました。 

             川口健治ミニ絵画館、八島小中学校跡側の芝生広場


 川口健治ミニ絵画館は、下見時に来たので2度目の入館です。絵画鑑賞を済ませた時、定期船がやってくるまで30分位しかありませんでした。急いで港に向かいました。港前で偶然、高校時代の同級生S(旧姓)さんのお兄さんに再会しました。お話しをお聞きすると、八島神社のお祭り頃からずっと八島に滞在しているとのこと。そして、お地蔵様群の草刈りをしていただいたことなどが分かりました。

          高校時代の同級生S(旧姓)さんのお兄さん、港で再会


 出港までのわずかな時間、桟橋でお兄さんにお話を伺いました。八島のこと,東京のこと,そしてお母さんや妹さん3人のことなどです。また、卒業した大学が私と同じとのことで、学生紛争当時の事などを話しました。当時、机や椅子で大学入口にバリケードが張られて大学に入れないことがありました。そして、ある年の年度末試験が中止になった事などがありました。そんなお話しなどで、お兄さんと盛り上がりました。

  お兄さんと桟橋で談笑    かみのせき丸に乗船     上関町室津港に到着
  

 出港10分位前にかみのせき丸が八島港に着きました。なごり惜しい気持ちのまま、船に乗り込みました。出港する時、八島の皆さんに手を振って別れました。白波を立てて走る船上から、すれ違う船や遠ざかる島々を静かに眺めました。上関大橋の下を通ると、すぐに上関町室津港に着きました。あっと言う間の八島ウォーキングでした。今回参加された14名の方々、お疲れさまでした。そして八島の方々、暖かいおもてなしありがとうございました。

             八島ウォーキングで通ったコース

============健康ウォーキングクラブ==============


柳井市 阿月ウォーキングの下見(1/3)

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 初夏を思わせる晴天の今回、来月ウォーキングする予定の阿月をA君と下見しました。阿月出張所横駐車場に車を停めて出発することにしました。最初阿月出張所に寄り、柳井お宝マップ阿月地区編をいただきました。ありがとうございました。また、来月の第三日曜日は阿月出張所で市が開かれることを聞きました。ウォーキング当日は、近くのバス停傍駐車場に車を停めると良いようです。

     克己堂跡            西神明宮           秋良貞温生誕地
し  

 阿月出張所を出ると、最初に克己堂跡に行きました。明治時代、克己堂跡地が阿月小学校になりました。10年ほど前、旧阿月小学校は旧伊保庄小学校と統合して柳井南小学校となっています。そのため、今では阿月地区の子供達は柳井南小学校に通っています。克己堂跡の次に、西神明宮に行きました。神明祭りで有名な神社です。続いて、秋良貞温生誕地に行きました。秋良貞温は、阿月を治めていた浦家の家臣で、幕末期に浦靭負を補佐しました。

               防陽第十六番霊場願成寺   


 秋良貞温生誕地の次に、防陽第十六番霊場願成寺に行きました。ご住職がおられなかったため、本堂周りを見学させていただました。そして、願成寺の山上にある石風呂を見学しました。石がドームのよう組み上げてあり、人一人通ることができる狭い穴がありました。昔は湯船がなかったため、この石風呂でサウナのように利用していたのではないでしょうか。

  入口が狭い石風呂         赤崎神社           戦没者慰霊碑
  

 続いて、赤崎神社に行きました。傾斜がきつい長い石階段の上にお社がありました。赤崎神社は伊保庄の賀茂神社の末社です。近くに、戦没者慰霊碑が建っていました。次に、赤根武人屋敷跡に行きました。今は阿月港が見えるひなびた場所ですが、ここに高杉晋作などと熱い議論を交わした赤根武人がいたとは。

   赤根武人屋敷跡         阿月港前の大岩       阿月港入口のお地蔵様
  

 その屋敷跡近くに大きな岩が鎮座していました。奈良の大岩も、この大岩のように大昔は海岸傍にあったのではないかと思います。少し進むと、阿月港入口に小さなお地蔵様がありました。阿月港にも小さなお地蔵様があるのですが、うっかり忘れてしまいました。本番ウォーキング時に見学することにしました。

             防陽第十五番霊場の般若院、別名大師堂とも


 小さなお地蔵様を過ぎると、防陽霊場第十五番霊場般若院がありました。地元では、般若院とも大師堂とも言われています。地元の方々から大切にされているようです。花が活けてあり、綺麗に清掃してありました。この阿月街には、お堂,神社,お地蔵様などが狭い場所に所にたくさんあります。江戸の昔、たくさんの人々で賑わっていた様子が分かります。

                                今回下見のために歩いた阿月地区のルート

柳井市 阿月ウォーキングの下見(2/3)

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 般若院を過ぎると、小さな川を上りました。そして、架かった橋の南側袂にあるお地蔵様を見学しました。榊が活けてありましたが、すっかり枯れていました。お世話をする方が少ないのでしょう。再び川を下って世良修蔵屋敷跡に行きました。幕末期、大島口の戦いで第二奇兵隊総監だった世良の屋敷がここにあるとは知りませんでした。次に海岸に出てみました。夏は海水浴場になるのでしょう、整備された砂浜が広がっていました。

  橋の南袂のお地蔵様     世良修蔵屋敷跡       赤根武人墓地
  

 次に阿月トンネルまで行き、舗装された県道に出ました。しばらく歩道を伊保庄方面に歩きました。すると、赤根武人墓地の立て札がありました。その立て札から、急な山道をどんどん登りました。途中で休憩しないと息切れします。しばらく急登を行くと、赤根武人墓地に到着しました。こんな高い場所では、墓参りが大変です。

        赤根武人墓地への急登中、見下ろした阿月の街並み


 赤根武人墓地から降りると、愛宕社と疫神社に行きました。そして、その木陰で昼食休憩をとりました。この愛宕社と疫神社は、道路工事でここに移転したとのことです。昼食が終わると、青木バス停近くから無動寺へ向かいました。日陰のない舗装道路をひたすら歩きました。日差しが暑い!

 左:愛宕社,右:疫神社    竹林の中の多賀社      青木観音堂
  

 最初に多賀社を探しました。お社があるのかと思っていましたが、竹林の中にある祠でした。続いて、道横にある青木観音堂に行きました。ここは防陽第十三番霊場です。お堂の中を見学させていただきました。続いて、白井小助屋敷跡に行きました。民家の裏手にひっそりと石碑が立っていました。

   白井小助屋敷跡      森に囲まれた無動寺  バイパス予定地のお地蔵様
  

 白井小助屋敷跡を過ぎて、とある第二奇兵隊士の墓地を探しました。大島口の戦い中に亡くなった方です。探す出すことができず諦めました。そのまま坂を登って無動寺に行きました。森に囲まれた静かな寺院でした。本堂南側に、防陽十二番霊場のお大師堂がありました。

        今回下見のために歩いた阿月地区のルート

育苗した藍(アイ)の苗を移植、そしてニラを植え替え

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 10年位前によく藍(アイ)を栽培していましたが、今回久しぶりに藍(アイ)を栽培してみることにしました。生藍染めに使うためです。本当の藍染めは葉を収穫して腐らせたり濃縮したりして使います。素人の私はそれほど大掛かりな藍染めをすることはしません。去年、子供達に石臼や亥の子の体験土器作りの体験をしてもらいましたが、今年は藍を使って染色などの体験をしてもらう予定でいます。葉の汁を真っ白なハンカチに付けて、わずかな青みに染まることを子供たちに体験させる予定でいます。

             種から育てた藍(アイ)の苗


 10年前は種をまいた畑でそのまま育てましたが、今回は苗を育てて移植します。藍に限らないのですが、移植で一番注意するのは根を傷めないようにすることです。根が傷むと水分が吸収できなくなりか枯れてしまうことがあるためです。念のため寒冷紗で遮光すると万全だと思います。または、曇りの日に移植すると良いと思います。

    植え穴を掘る      根を傷めないよう移植   ジョロで水をやる
  

 藍を育てる畝を耕耘機で耕すと、30cm位の間隔で苗を移植しました。根を傷めないように持ち上げて、植穴に降ろすように入れます。そして、根の周りに土を寄せます。最後に、ジョロでたっぷりと水をやります。根付けば、ほっといても藍はどんどん育ちます。挿し木もできるようです。来年も育てるのであれば、秋に種を取っておくとよいでしょう。
 なお、藍の苗をmさんに差し上げることにしています。田布施西小学校の花壇か畑に、子供達と植えるようです。ところで、龍泉寺近くの山すそに生えている野生の山藍も藍染めに使えるとか。古代の日本では山藍で染めたそうです。試してみようと思います。

             30cm位間隔をあけて苗を移植


 藍の苗を植え付け終わると、次にニラの植え替えをしました。ニラは同じ場所で作り続けると、どういうわけか葉や茎が増える一方で葉がだんだん小さくなります。それを避けるため、今回新しい畝に植え替えすることにしました。今我家で作っているニラの株は多くありません。また、DIYのお店で売れ残っていた大葉ニラの株を購入して同じ畝に植えました。

     植え替えするニラの株         売れ残っていた大葉ニラの株
 

 畝作りはいつものように耕耘機で耕し、肥料をまいて、クワで盛り上げ、レーキで鞍型に整形しました。夏の時期、あっと云う間にニラは雑草に覆われてしまいます。そのため、今回初めて黒マルチを使ってみることにしました。

         黒マルチの横に、これから植え付けるニラの株を置く


 まずは、黒マルチの横のニラの株を置きました。そして、黒マルチの上部に等間隔で穴を開け、その穴にニラの株を植え付けていきました。なお、葉は千切ります。最後に株の周りに土を盛りました。うまく根付けば、2週間後頃には葉が出てくると思います。さらに、夏を過ぎる頃どんどん分げつしてきます。秋には最初の収穫ができると思います。来年の春からは、おいしいニラを次々に収穫できるのではないかと思います。

  黒マルチに穴あけ     ニラの葉を千切る     株を穴に植え付け
  

柳井市 阿月ウォーキングの下見(3/3)

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 無動寺を出ると、山をどんどんと下りました。すると、無動寺に行く途中で迷った道に再び来てしまいました。しかし、迷った道から下る道がありました。炎天下、その下る道を歩きました。歩いていると、トンネル状の巨大構造物をありました。

 日露戦争戦勝記念凱旋門      円勝寺の石階段     愛宕社下のお地蔵様
  

 たまたま近くにいた方に聞くと、バイパスが通る時にトンネルになるはずだった構造物とのこと。つまり、放置されたトンネルだったのです。その放置されたトンネルの近くにお地蔵様がありました。その方に、日露戦争戦勝記念凱旋門の場所を聞きました。そして、その方の言うとおり歩きました。しかし、それが誤った道だと後でわかりました。やれやれ!その誤ったコースを歩いたため、2km位無駄に歩いてしまいました。下画像のAからBに行くのが正解でした。あれこれ歩いて日露戦争戦勝記念凱旋門を発見しました。その後、疲れた足で円勝寺に向かいました。

             倒壊寸前の岩休寺、今にも倒れそう


 円勝寺ではご住職と談笑しました。お接待ありがとうございました。円勝寺を出ると、お昼休憩をした愛宕社の下にあるお地蔵様を見ました。そして、岩休寺に向かいました。岩休寺は倒壊寸前で、倒壊注意の札が掲げられていました。岩休寺は遠くから眺めるだけにとどめ、隣にある浦家墓地を見学しました。墓地の周りは草木が生えており、最近手入れされていないようでした。

   浦家の墓地      円覚寺、枯死した上人松    東神明宮前の海岸
  

 続いて円覚寺に行きました。扉が閉まっていたため、西の入口から入りました。本堂前に枯死した上人松の巨大な切株がありました。続いて、円覚寺の東側に回り込み、阿月の海岸に出てみました。そして、東神明宮前近くから堤防内に入りました。

  東神明宮(西神明宮とそっくり)           合中地蔵堂
 

 東神明宮は西神明宮とよく似ています。神明祭時、西と東の神明宮前の砂浜におこし立てが砂浜に建てられようです。東神明宮を見学すると、いったん阿月出張所に行きました。そして、見学し忘れていた合中地蔵堂に行きました。合中地蔵堂は防陽第十五番霊場のはずですが、札には十八番と書かれていました。どうして番号がずれているのか、今後調査の必要があると思います。
 全行程約13kmでした。無駄に歩いたコースを外せば、11km位に短縮するのではないかと思います。しかしながら、とても暑い下見でした。来月は夏であることを感じながら歩いた下見でした。

                           今回下見のために歩いた阿月地区のルート

ソラマメの収穫とスナップエンドウの収穫

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 先日は絹さやえんどうを収穫しましたが、4月に花が咲いていたソラマメを、スナップエンドウと共に収穫しています。今年のソラマメは、どう言う訳かアブラムシのような害虫が少ないのです。農薬はまったく使っていませんので不思議なことです。かと言って、アブラムシを食べる益中であるテントウムシがたくさんいるように思えません。ちょろちょろ動くかげろうの幼虫がアブラムシを食べてくれたためでしょうか。

  鈴なりのソラマメ      さやの根元をひねり収穫   一つの株で数個収穫
  

 ソラマメを収穫するときは、さやの根元をひねります。するとポロリとさやが取れます。取れにくいときは未成熟です。さやの色具合やさやの大きさで、収穫できるかできないかを判断します。

     収穫したてのソラマメ         さやを割ると、美味しそうな実
 

 今年作ったソラマメは、さやがそれほど大きくならない品種です。大きくならない方が害虫に強いのでしょうか。さて、収穫したソラマメはさやを割って実を取り外しました。そして、軽く塩ゆでしました。ゆでたてのソラマメの美味しいこと。バクバク食べてしまいました。酒のつまみに良いそうですが、そのまま食べても美味しいです。

            塩ゆでする直前の、青々したソラマメの実


 ソラマメ以外に、スナップエンドウも収穫している最中です。この豆は、さやも豆も一緒に食べることができます。私が子供の頃、このような豆はありませんでした。初めてこの豆を知ったときは驚きました。絹さやえんどうとグリーピースの合いの子かと思いました。

鈴なりのスナップエンドウ    根元をはさみでチョキン   収穫したスナップエンドウ
  

 私はスナップエンドウの食べ方をあまりよく知りません。単純に包丁で切ってお汁に入れることが多いです。また、1cm位ごとに切って野菜炒めのようにしています。まだまだ収穫できるので、いろいろな調理方法を勉強してみようかと思っています。

           今回収穫したスナップエンドウ

柳井市 阿月ウォーキングの再下見

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 前回の下見では、見つけることができなかった史跡や無駄に歩いた道がありました。正確な距離を測定するため、今回久しぶりに車輪が回る距離計を転がして歩きました。また、見つけることができなかった史跡も探しました。

     合中地蔵堂           克己堂           秋良貞温生誕地
  

      西神明宮           願成寺             石風呂
  

     赤根武人墓地          世良修蔵屋敷跡       お地蔵様
  

      般若院           漁港前お地蔵様         漁港内お地蔵様
  

 本番時には阿月出張所は市が開かれます。そのため、出張所の駐車場は使えません。本番ではバス停前の駐車場に停めることにしました。
 さて、いったん阿月出張所に行って、そこから再下見スタートしました。最初、合中地蔵堂に行き、続いて克己堂,秋良貞温生誕地,西神明宮,願成寺,石風呂,赤根武人墓地,世良修蔵屋敷跡,お地蔵様,般若院,漁港前お地蔵様,漁港内お地蔵様と歩きました。コロコロ車輪が回る距離計を転がしながら歩きました。

             たくさんの漁船が係留されていた阿月漁港


 本番日は阿月出張所のトイレが使えません。代わりに阿月漁港内にある共同トイレを使います。そのトイレを使えることを確認後、岸辺の大岩,赤根武人屋敷跡,赤崎神社,戦没者慰霊碑,お地蔵様に行きました。そして、愛宕社と荒神様で昼食休憩をしました。

     漁港内トイレ          岸辺の大岩         赤根武人屋敷跡
  

      赤崎神社          戦没者慰霊碑           お地蔵様
  

 左:愛宕社,右:荒神社        青木環観音堂          白井小助屋敷跡
  

 昼食後、青木観音堂,白井小助屋敷跡に行きました。この時、下見時に発見できなかった第二奇兵隊士国行雛次郎の墓地を探し当てることができました。白井小助屋敷跡近くに住む方に、その墓地がある共同墓地を教えていただいたためです。ありがとうございました。共同墓地に行くと、一番奥の小高い場所にその墓地がありました。確かに「戦死於大島・・」と刻まれていました。

     荒神社           墓地入口の七地蔵         国行雛次郎墓地
  

 今回探しあてた国行雛次郎の墓地を出ると、すぐに無動寺に向かいました。その境内の西側にかつての巡礼時に訪れるお大師堂がありました。そのお大師堂で少し休んで、次は坂をどんどん下ってお地蔵様まで行きました。

                静かな林に囲まれた無動寺


 無動寺を出ると、トンネルの置物,お地蔵様,日露戦争戦勝記念凱旋門,円勝寺,岩休寺,浦家墓所,円覚寺,そして東神明宮に行きました。

  無動寺お大師堂          トンネルの置物          お地蔵様
  

 日露戦争戦勝記念凱旋門         円勝寺          倒壊危険の岩休寺
  

    浦家墓所              円覚寺           東神明宮
  

 最後に訪れた東神明宮では正面の砂浜に出てみました。海の向こう側に大島がありました。海辺で数人が砂浜を除き込んでいました。砂浜では何が捕れるのでしょうか?シャコか貝が捕れるのでしょうか。

          東神明宮前の阿月海岸で休憩、海の向こう側は大島


 最後、阿月出張所に着くと距離計を見ました。すると、8.9kmでした。下見では約13kmだったため、下見より約4km短縮したコースを歩いたことになりました。下見では4km余計にあちこち歩いたことが分かります。9kmならば余裕をもってウォーキングできます。

                              久しぶりに使ってみた回転式距離計、約8.9km


 本番当日は一旦田布施交流館に集合し、そこから阿月出張所に行きます。直接阿月出張所に行ってもかまいません。来月、楽しい阿月ウォーキングになればと思います。

         再下見のために歩いた阿月地区ルート、本番時コース

子供工作用の小型ICラジオの試作(1/x)

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 この秋に子供達に作ってもらおうと思っているラジオの試作をしています。ラジオを作るの当たって次のことを目標にしています。
 1.作りやすい
  なるべく部品点数を少なくして、半田付け加工がしやすいこと。2時間程度で完成。
 2.実用的である
  最も部品点数が少ない鉱石ラジオ(ゲルマラジオとも言う)は電波が弱い田布施町ではほとんど聞こえません。そのため、3端子AMラジオ用ICを使用して放送局の音が聞こえる程度の性能は確保。
 3.キットではなく自分で工夫
  子供達自身に作り甲斐をもってもらうため、ラジオ基板やコイルなどは自分で工作する。
 4.低予算で
  とにかく低予算(できれば500円以内)で。ちなみに3端子ICは¥40/個です。一番高価な部品はバリコンで¥240/個です。次にクリスタルイヤホンで¥170/個ですが、圧電スピーカーが使えれば¥40/個です。
 5.対象年齢
  小学5,6年生 保護者同伴可

         検討中の3端子IC使用のラジオ回路




 現在試作中ですが、まずは板に銅釘を打って基板にしようと思います。また、コイルは今試作ではフェライトコアを使いますが、実際には紙筒にエナメル線を捲こうかと思います。バリコンは、銅版の間に薄い絶縁体を挟んで作っても良いかもしれません。まずは、下画像のような回路を作っています。電源は1.5V(電池1個)です。

             試作中のICラジオ


郷土館で数年ぶりの棚卸作業

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 どこの資料館や博物館でも実施していることですが、今週郷土館の棚卸をしています。郷土館には陳列中や保管中の実物、資料入手時の一覧表、そしてパソコンに登録された電子データがあります。その三者の突合せをしています。三者が完全に一致しているのが理想ですが、長年の間に不一致が出てくることがあります。そのチェックをしています。

             保管された資料などや脚立などの器具           

 まずは二手に分かれてチェックしました。一かたは陳列された資料を一覧表を元に一つ一つ確認します。片方は保管中の資料が所定の場所にあるかどうか、傷んでいないかどうかなどの確認をします。古い衣類などは傷みやすいため、確認ついでに防虫剤を入れかえることもします。

    陳列された資料のチェック        保管中の資料を確認
 

 どの資料館でも悩みの種だと思いますが、衣類などはどうしても傷みがちなことです。今回分かったのが、江戸時代作の裃(かみしも),胴着,袴(はかま)が少し傷んでいました。衣服専用の保管室がないため、防虫剤を入れかえることぐらいしか対策ができません。また郷土館に持ち込まれた古書のうち、すでに虫食いで穴があいていたものは対策のしようがありません。埋蔵物の一つである鉄器も自然に錆が進行するそうです。低予算で保管できる方法があると良いのですが。なお、資料確認中にデジカメで撮影しました。将来のデジタルアーカイブ化に利用できると思います。 

 少し傷んでいた衣服     データと実物の突合せ    資料保管中の箱
  

小麦が成熟を始めるも鳥害、サツマイモが根付く

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 小麦が成熟を始めました。穂や茎の色がだんだん黄色になってきたのです。もうすぐ防鳥網を張らなければなりません。しかしながら、仕事が忙しい今はそんな時間はありません。防鳥網を張らないで、すぐに収穫してしまっても良いかもしれません。

          成熟し始めた小麦、全体がだんだん黄色に


 小麦畑をよく見ると、すでにスズメやハトが小麦を食べ荒らし始めていました。小麦の根元を見ると、茎が折れた麦穂がたくさんありました。これは、スズメやハトが穂の上に乗っかり茎を折った麦穂なのです。茎を折ったあと、鳥はまんまと麦穂を食べるのです。

     〇は、鳥が折った麦の茎        鳥が食べてしまった麦穂
 

 ところで、先日植え付けたサツマイモの苗が根付いていました。まだ小さいものの葉がしっかり起き上がっていました。これからの暑い夏、ぐんぐん葉を出すと思います。一方、ジャガイモはだいぶ葉茎が大きくなっていました。そして、紫色の花が咲いている株がありました。一ヶ月後頃には美味しいジャガイモが収穫できると思います。サツマイモを収穫した時のような収穫パーティーができればと思います。

    根付いたサツマイモ           葉がだいぶ育ったジャガイモ
 

田布施町少年少女発明クラブ、アイデアシートや工作の指導

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 2週間ぶりに、少年少女発明クラブで子供達の工作指導をしました。工作とは言いながら、作りたい工作を最初アイデアシートに書きます。いわゆる工作物の設計図を書きます。大人でも、なかなかできるものではありません。思いついた理由,どうやって使う,工夫点,そして出来上がり図や構造図などを描きます。低学年生にはなかなかハードルが高いと思います。

        作りたいアイデアを紙に表現、低学年生にはなかなか難しい


 今回、アイデアシートの最終提出日です。このアイデアシートが国に送られます。すると、良いアイデアと思われるものが選ばれます。選ばれると、9月初めまでにそのアイデアを工作します。なお、選ばれなくてもがっかりすることはありません。自分のアイデアを形にして今度は県に送ります。そして、選考会が行われます。田布施町では毎年、数人の子供達が選ばれています。

 早速のこぎりで工作開始     友達と一緒に工作      きれいに板をカット
  

 しかし、選ばれることが工作の目的ではありません。自分のアイデアをいろいろな道具を使って実現したり、実現しようと努力することが大切なのです。小学低学年生は、まだまだ道具を使うことが上手ではありません。この機会に、いろいろな道具の使い方を学んで欲しいと思っています。

  ペットボトルの加工方法を学ぶ        指導員と一緒に作り方を考える 
 

 今年は子供達の数が多いので、指導するのが大変です。指導はどうしても1対1になりがちですので、幅広く子供達を見なければなりません。子供達の問いかけに答えることも大切ですが、暇そうにしている子供を見つけては一緒に考えてあげることも大切です。私は一応6班の子供を見ていますが、時々他の班に出かけては子供達全体の様子を見ています。また、けがをしていないか見ています。今回、のこぎりを使っていて指に血がにじんだ子が二人いました。すぐ消毒液を付け、その指を保護しました。

           どんな工作をするのかな?考えている子供達

各株のジキタリス、すべての花が満開

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 先日ジキタリスの花が一つ咲いていると思っていたら、雨の中をすべての株のジキタリスが花を咲かせていました。雨粒が入り込まないように、すべての花はだらりと下を向いています。雨に強い花なのでしょう。色は白とピンクが多く、濃さが少しずつ違います。また、同じ色でも花びらの内側の模様がそれぞれ違っていました。

      すべての株の花が咲いたジキタリス、手前は薄いピンク色の花


 ところでは、ジキタリスは他の花に比べて、葉に対する花の割合が多いことです。花が咲きすぎると、栄養を取られてしまうのではないかと心配です。柿のように、今年花が咲くと来年はお休みするような隔年性があるのではないかと思ってしまいます。来年も立派な花を咲かせるためには、花が散った後たっぷりと肥料をやって根を育てる必要があるように思います。

    白ジキタリス1          白ジキタリス2           白ジキタリス3
  

 ジキタリスは毒があるとよく言われます。その毒は、花,葉,茎,そして根のどこにあるのでしょうか。葉に虫の食い跡がないことから、少なくとも葉には毒があるようです。それだけ農薬をまかなくてもよいので、育てやすいのだと思います。来月には花が散ってしまうようですが、来年以降もずっと花を楽しませてくれるでしょうか。

                                       ピンク色の濃いジキタリス

初収穫した夏キャベツ、Eさんにもらわれる

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 このところ仕事が忙しく、3月に苗を植え付けた夏キャベツが収穫期に入っていることをつい忘れていました。今回そのことに気がついて、そのキャベツを初収穫しました。ところが、2日前にキャベツを購入したばかりだったため、初収穫したキャベツをEさんに差し上げることにしました。 

      窮屈そうなキャベツ達           寒冷紗を外して初収穫したキャベツ
 

 これからは夏キャベツの収穫シーズンです。しばらくの間、我家はキャベツを購入しなくても自給できます。我家だけではとても食べきれないため、逐次近所や友達に差し上げるつもりです。今回初収穫したキャベツは、外葉を外すなど綺麗におめかししました。そしてバイクに乗せられ、Eさんの家にもらわれていきました。今頃、美味しく食べていただいていることでしょう。

      Eさんの家で食べられることになった、今年初収穫の夏キャベツ

藍(あい)の葉を使って、生藍染めのテスト

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 先日、藍の苗を畑に移植しました。畑を回っていると、藍の根元がポキリと折れている株があることに気がつきました。夜盗虫か根切り虫の仕業です。折れた根や葉はしおれているため、挿し木に使えそうもありません。そこで、この茎や葉を使って生藍染めができるかどうか試してみることにしました。

 元気に育っている藍     ポキリと折れた藍     藍をハンカチで包む
  

 折れた茎や葉を持ち帰り、たまたま私が持っていた綿のハンカチにくるみました。そして、その場所を万力で強く挟みました。強く挟んだため、藍の汁がハンカチに付着するはずです。1時間ほどそのままにしておきました。そして、万力を外してハンカチを取り外しました。すると緑や青い汁がハンカチににじんでいました。

 ハンカチごと藍を強く挟む     藍の汁がハンカチに   青や緑の汁が付着
  

 汁が付着した箇所をよく見ると、青汁のために緑色になっている部分と青い色をしている部分がありました。汁が着いた中心部分は緑色で周辺は青色でした。藍の青が固定化するためには酸素が必要だとのことですので、空気に一番多く触れる周辺部分が青くなったと思われます。

         水できれいに洗った後、日陰で乾燥中のハンカチ


 その後、藍の汁が付着したハンカチを何度も水で洗いました。すると心なしか、緑色が洗い流されたようです。薄い青が残りました。次に、木陰にハンカチをつるして乾燥させました。2時間後、乾燥したハンカチを手に取って観察しました。すると、生藍染めの青が残っていました。さらに洗剤などで強く洗いました。そして再度乾燥後、薄いながらも染色されたことを確認しました。

      緑色が残るため水洗い       さらに石鹸で洗い、青色だけを残す
 

 なお、綿はあまり染まらないとのこと。絹が良いそうです。今後、絹のハンカチを購入して染まり具合を確認しようと思います。一番染まりやすい条件を探して、秋に子供達に生藍の染色体験をしてもらおうと思っています。
 ところで、予備として育てている藍の苗がだいぶ大きくなりました。この苗を畑に移植して、秋には大量の藍の葉を収穫できるようにしようと思います。

              予備として育てている藍の苗

郷土館で数年ぶりの棚卸作業(2/2)

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 先週からほぼ毎日郷土館で棚卸です。ほとんどは確認ができたのですが、いくつかは確認できず困りました。例えば、ゴルフバッグに取り付けるネームホルダーです。三点あるはずなのに一点しかありません。さんざん探してやっと見つけることでできました。残りの二点は展示中の一点の背後に隠れていたのです。
 またデータと資料が不一致の資料にも困りました。例えば、資料は英語で書かれているのに、データ上で日本語に翻訳されている場合です。これでは、パソコンのデータ上でいくら検索してもヒットしません。データ入力者は良かれと思ったのでしょうが。

一点の背後にあったた二点のネームプレート    ついでに展示物の傾きなどを直す
 

 そのほか探しあぐねたのは、各種の盾やメダル類です。小さく英語で書かれていたり、そもそも表示がないものは、何の盾やメダルなのか分かりません。せめて入手日や入手国でも書いてあると助かります。どうしても分からない場合、消去法で見つけるほかはありませんでした。写真類は何千枚もあり、探している時間よりも、仕分けしている時間の方が長かったように思います。

          棚卸が終わった資料を整理、新しい箱に保管


 そんなこんなで、棚卸の山場を越えました。これまで保管していた箱は、長い間にだいぶ傷んでいました。そのため、衣服用に購入した衣装ケースと同様、すべての資料を新しい箱に入れることにしました。
 今回の棚卸は、とても時間がかかり心身共に疲れるものがありました。しかし、今まで目にしたことがなかった第一級の資料を見たり触れることができたことは良かったです。本来ならば専門家である学芸員がいればいいのですが、田布施町はそのような余裕がありません。今勤務している人で保管管理していくほかはありません。まだ棚卸は終わっていません。引き続き棚卸をされている方々、お疲れさまです。

 資料とデータを突合せ    資料を順番に整理     新しい箱に順次保管
  


初夏、小麦の刈り取り、はさ掛け作業

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 去年は小麦が成熟するまで防鳥網をかけていました。そして、成熟した頃を見計らって刈り取りをしていました。しかし、今年は忙しくて網をかける時間的余裕がありませんでした。そのため、今年の小麦畑はスズメやハトの食事場と化していました。

 稲刈機を使って刈り取り    刈り取った小麦を集める    麦穂を次々にはさ掛け
  

 すべての小麦を食べられる訳にはいきません。今回、3人に手伝ってもらい、小麦の刈り取りをして、はさ掛けをしました。ありがとうございました。おかげで、去年の刈り取りより1週間ほど早く刈り取りできました。スズメやハトに食べられたのは2割程度ではないかと思います。1ヶ月後頃に脱穀し、天日干しして貯蔵します。そして、秋頃には製粉してパンにして食べることができそうです。

   刈った麦穂を上の段に重ねる        雨に濡れないようシートで覆う
 

 刈り取った麦穂をすべてはさ掛けした後、雨に濡れないようにビニールシートをかぶせ、風であおられないように紐を張りました。そして、木陰に移動して休憩をとりました。お茶を飲んだり菓子類を食べながら談笑しました。休んでいると、鳥が小麦畑に数羽降りてきて落穂をつついていました。休憩後、はさ掛けした麦穂にスズメやハトが群がるのを防ぐため、防鳥糸を張り巡らしておきました。これで鳥たちに食べられてしまう心配は無くなりました。
 次回は先日植え付けたジャガイモを掘り上げます。ジャガイモ収穫パーティーでもできればと思っています。

         周りに細い防鳥糸を張り巡らす、これで安心

里芋の苗を植え付け

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 小麦の収穫をした同じ日、ジャガイモ畑の空いている隣に里芋の苗を植え付けました。購入した苗ではなく、去年収穫しなかった株から出た芽を掘り取って植えたのです。植え付け時期がだいぶ遅れましたが、日当たりが良く、しかも湿った畑ですので、里芋には最適な畑です。今月中には根付いて、この夏の間に大きく育ってくれると思います。

   クワで植穴を掘る       肥料をまいて移植開始     一つ一つ丁寧に移植
  

 味が沁み込んだ里芋は絶品です。特に冬のアツアツの煮物は最高です。今回植え付けた里芋の品種は何だった忘れましたが、美味しく育ってくれると思います。うまく根付いてくれれば、あと2,3度土寄せした上で追肥しようと思います。

             植え付け終わった里芋の苗、このあと軽く土寄せ


 ところで、里芋には芋を食べる品種と葉を食べる品種があったように思います。普通の里芋は葉をかじると舌や口内がひりひりします。しかし、葉を食べる品種はひりひりしません。確か「ハス芋」とか言って、葉を食べる品種なのです。葉の茎がハスのように穴が空いており、酢を付けてサラダのようにして食べたように思います。また、煮ると「ふ」のように柔らかくなったように思います。今ではあまり食べられなくなった里芋です。

             移植した里芋苗の根元に軽く土寄せ

グリーンピースの収穫

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 秋に種まきした各種エンドウ豆類を次々に収穫してきました。6月になり、今回収穫するグリーンピースが最後の収穫となりました。さやが、ふっくらと膨らんで、やや茶色になった頃が収穫時期です。より柔らかいな実を収穫したい場合は、さやが緑のうちに収穫します。収穫したさやを試しに割ってみました。すると、グリーンピースの実が、ぎゅうぎゅうに詰まっていました。

 膨らんで薄茶色のさや      収穫したさや     試しにさやを割る
  

 収穫したさやは割って実を取り外します。取り外す仕事は、婆さまの指のリハビリに最適です。取り出した実は一度洗います。その後は、薄塩のグリーンピースご飯にすると最高です。今年は、婆さまのリクエストに応えて、そのまま薄塩で煮ました。こうすると、ご飯に混ぜても美味しいし、そのまま箸でつまんで食べても美味しいです。
 ところで、今年のエンドウ豆類はこのグリーンピースをもっておしまいです。ソラマメだけはまだ収穫が続きます。これからは固めの実を収穫します。煎るか油で揚げます。カリカリ食べるソラマメです。歯が悪い人は食べられません。

          薄塩で煮る前のグリーンピース、美味しそう!

田布施油絵教室作品展 特別企画「民話をたずねて絵画展」を見学

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 郷土館では、田布施町の古い民話に基づいた紙芝居を作っています。その絵を描いていただいている先生などが主催している油絵教室があります。中央公民館で2回/週、教室を開いているそうです。その油絵教室の方々が描いた作品の展示会が田布施町商工会館サリジェでありました。日ごろ紙芝居などでお世話になっているため、その展示会に行きました。受付を済ませると、展示会場に入りました。一番最初のコーナーに田布施町の民話をモチーフにした油絵が展示してありました。

    田布施町商工会館       展示会の受付        民話を題材にした油絵
  

 ところで、私が中学生の頃(昭和41年頃)に田布施町郷土史研究会が発足しました。発足以降、研究会の方々がたんねんに聞き取りしながら民話や伝承を集めました。それらの民話や伝承を、油絵教室の方々が思い思いに油絵にされたようです。

          田布施町の民話をモチーフにした油絵展示コーナー 


 民話のコーナーはどれも、私にとって親しみのあるものばかりです。例えば、「別所薬師のお試し壺」は、城南宿井別所の薬師堂のお話です。「山姥の穴」は、石城山の神籠石の東水門に関わる民話です。「ひっかり観音」は、呉麓山裾にある岩に関わる伝承で、子供の遊び歌も伝承と共に残っています。ひっかり観音は何度行ったことでしょう。この岩の前で紙芝居をしました。

  別所薬師のお試し壺           山姥の穴         ひっかり観音
  

 竹尾の小さな川の窪みにある姥ヶ盥は竹尾ウォーキング時に見学しました。灸川沿いにある流れ恵比寿は、田んぼのど真ん中にある祠です。そして麻郷川添の田布施川土手にある清三郎が運んだといわれる石。この石が元あったと言われる伊佐里峠の茶屋跡にはこの4月に行きました。どれも懐かしい場所であり民話です。

    竹尾の姥ヶ盥        灸川沿いの流れ恵比寿      清三郎が運んだ石 
  

 民話以外の油絵もたくさん展示されていました。油絵教室の方々が描いたたくさんの力作ばかりです。どれも素晴らしいです。私は、小学生~中学生の間しか絵を描いたことがありません。一番上手く書いたのは中学生の頃です。確か、県に出品して佳作だったように記憶しています。高校以降は、絵よりも電子工学に興味を持ちました。以降、絵画はさっぱりです。ましてや、油絵など描いたことがありません。

             油絵教室の方々の力作がたくさん展示

モロッコいんげん豆の種まき

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 モロッコいんげん豆は、普通のいんげん豆よりもさやが大きいので食べがいがあります。そのモロッコいんげん豆の種まきをしました。5月初めに種まきすれば良かったのですが、うっかり忘れていたのです。育ちが遅くなりますが、6月の今ならまだ間に合います。8月末になるとキュウリやナスなどと同様に毎日収穫でき、食べ飽きてしまうほどです。

モロッコインゲン豆の種袋    手に取りだした種    エンドウ豆跡に種まき
  

 種をまいたのは、えんどう豆類の枯れ跡です。芽が出た後は、枯れたえんどう豆の茎や竹に巻き付いて育ちます。6月内は梅雨で育ちが悪いのですが、7月からはぐんぐん伸びます。そして、8月からさやを収穫できるようになります。いんげん豆類はえんどう豆と同様に、さやが柔らかいうちに収穫しなければなりません。つまり、収穫時期を逃さないように毎日畑を見回る必要があるのです。

        モロッコいんげん豆の種をまいた、えんどう豆の枯れ跡

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