先日、霜が降りて枯れた綿から実を収穫しました。乾燥すれば綿が取れそうな実だけ選んで収穫しました。収穫後、数時間をかけて自家製乾燥機で強制的に乾かしました。乾燥後、9割は実がパックリ割れて綿が露出していました。残り1割は割れていないか、黒く変色して腐っているようでした。
強制乾燥した綿の実、割れて綿が露出
自家製乾燥機からブルーシートの上に、乾燥した綿の実をどっさりと広げました。そして、実が割れて綿が露出しているものだけを別の段ボールに移しました。ざっとみて9割を移したでしょうか。残り1割は捨てました。実を強制乾燥させたためか、実の皮がカチカチに硬くなっていました。特に、割れた実の先端は硬く尖っていました。手袋をしていなかったため、指先に刺さり血が出ました。
乾燥した綿の実を広げる 綿が出た実を移す 綿が出ない実は廃棄
綿の品質を確かめるため、数粒ほど綿を取り出しました。そして、綿繰り器で綿と種を分離しました。次に綿だけを手に取ってみました。すると、何の問題はありませんでした。つまり、通常の綿と同じように糸紡ぎできるようです。ただ、カビで変色したと思われる綿は綿質が落ちるようです。変色した綿は廃棄しようと思います。
取り出した綿から種を取る 綿の品質を確認
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最後に収穫した綿の実、乾燥が完了
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