年のせいか最近、若い頃の自分を思うことが多くなりました。小学校,中学校,そして高校時代の同級生とふだんから付き合っているからかも知れません。また、若い頃の思い出の地でもあった南紀や北九州を友達と去年旅行したからかも知れません。そこで、大阪の思い出の地である大阪難波や日本橋を一人で日帰りで訪れてみました。予想していたとおり、思い出の地は大きな変貌を遂げていました。
私が日本橋に勤めていた当時そのままの千日前道具屋筋
新大阪駅を降りると、環状外回り線に乗って大阪城跡公園駅に向かいました。そもそも大阪に来るのは、約40年ぶりの事です。環状外回り線があったことすら覚えていません。御堂筋線と南海線位しか記憶にありません。さて、駅を降りてからしばらく歩くと遠くに大阪城が見えました。相当な距離があります。大阪城に着くまでに無駄に時間がかかりそうです。そこで、大阪城散策は諦めて難波に向かうことにしました。
環状外回り線に乗車 大阪城公園駅 駅から大阪城に向かう
大阪城公園駅に戻ると、鶴橋駅に向かいました。その鶴橋駅で難波行の近鉄奈良線に乗り換えました。確か40年前の休日、この線路を使って東大寺や奈良の鹿を見に行ったことなどがありました。難波駅で降りると、南海線の難波駅に向かって歩きました。地下道を300m位歩いたでしょうか。当時はまだ地下通路が無かったように思います。さて南海線の難波駅で道に迷ってしまいました。
大阪城を巡る観光ロードトレイン はるか遠くに見えた大阪城
40年前の記憶をかすかに頼りながら歩き回っていると、日本橋とは反対側の難波パークスガーデンに出てしまいました。さらに道を迷っていると、かすかに記憶がある日本橋へ向かう道を探し当てました。私の働いていた日本橋方面に向かっていると、懐かしの千日前道具屋筋商店街を見つけました。嬉しくなりました。料理に関する道具などを売る専門商店街なのですが、まだお店がたくさん残っていました。当時22歳の私は、この道具屋筋商店街を通って出勤していたのです。22歳と言えば、ちょうど今の1/3の年齢です。
難波パークスガーデン 懐かしの日本橋に向かう 料理道具専門の商店街
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懐かしの大阪難波・日本橋を散策するも (1/x)
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