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Channel: 東京里山農業日誌
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移動郷土館に向けて幻燈機を調整

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 移動郷土館では地域の歴史や伝統などについてお話をします。そのお話が終わると、昔よく楽しんだ幻燈機を上映することがあります。今の子供達は見たことも聞いたこともない幻燈機です。おそらく若い先生も知らないと思います。その幻燈機を各地区の生きがい教室などで上演しています。幻燈機を上演した最初は「旭・新川ふれあい生き生きサロン」でした。今回、西田布施公民館の生きがい教室でこの幻燈機の上演をすることになり、整備を兼ねて調整しました。

        部屋を暗くして幻燈機の整備を兼ねて調整


 幻燈機は、一コマ一コマが静止画になっているのは紙芝居と同じです。また、コマ送りしながら紙芝居のように声を出します。違いは、ランプの光で絵を壁などに投影することです。レンズを使うので一コマ分の絵を拡大縮小できます。一コマ一コマの絵は連続しておりフィルムになっています。今回、たくさんのフィルムの中から「タコにはなぜ骨がないの」物語を選びました。 

   幻燈機に使うフィルム       フィルムを金具にセット
 

 フィルムをセットし終わると、話者が声を出す台本を選びました。ナレーション、猿、タコなどの話者がいます。続いて幻燈機に電気を繋いで、ちゃんとフィルムが壁に投影するか確認をしました。次に台本を読みながら、つまみを回して投影された絵を送ってみました。ちゃんと動作することをを確認しました。その後、コピーした台本を西公民館に持って行きました。幻燈機のフィルムを送る役は私で、話者は西公民館の方にお願いしました。生きがい教室に来られる方々に幻燈機を懐かしんでいただいたり喜んでいただけるでしょうか。

 ガリ刷りの台本     レンズで投影      電球が光る幻燈機
  


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