このご時世、外に出る機会が少ないためオリジナルの糸巻きをまた作ってみました。以前、四角形や犬型の糸巻きを制作しました。今回は、五角形の糸巻きを作ってみました。その昔、スパイダーコイルと呼ばれるラジオのアンテナコイルを作ったことがありました。奇数形の突起をした板にコイルを巻いていたのです。この原理をを応用して糸巻きを作ってみました。今回は五角形ですが、原理上は三角形,七角形,九角形でも糸巻きができるはずです。五角形の糸巻きの場合、下画像のように星型巻きとスパイダー巻きができます。回しやすいように、中心部に小さな穴を開けておきました。
製作した糸巻き(左は星型巻き、右はスパイダー巻き)
五角形の糸巻きを作るため、まずは厚紙上に五角形(ヒトデ形)になるように製図しました。コンパスと分度器を使って線を引きました。製図が終わると、描いた線に沿ってハサミで厚紙を切りました。これを型紙としました。その型紙を使って、薄い板の上に鉛筆で五角形を描き、糸ノコで薄板を切り抜きました。
製図(一番面倒) 糸ノコで切り抜き 紙ヤスリで磨く
薄板を五角形に切り抜くと、あとは紙やすりで磨きます。最初は、出っ張った角を取り、角が取れると全体を磨きました。木屑の粉が飛び散るため、野外で磨きました。磨き終わると色を薄く塗りました。今後はアクリル絵の具を使って色付けしても良いかも知れません。最後に刺繍糸を実際に巻いてみました。今後も暇があれば、いろんな形の糸巻きを作ってみようと思います。
中心部を紙やすりで磨く 薄い茶色で着色
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オリジナルの薄板糸巻きの制作
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