本来ならば4月に始まっていた少年少女発明クラブ、ようやく今年度の活動が始まりました。コロナ対策で活動開始が遅かったため(例年は4月開始)、発明工夫アイデア工作とチャレンジ創造コンテスト作品作りはできませんでした。そのため、毎年10月に行う木工工作から開始しました。今年の木工工作は巣箱作りです。私がサンプルの巣箱を二つ作って子供達に見せました。このサンプルを参考に子供達は巣箱を作ります。まずは、巣箱の図面を書いてもらいました。その図面を元に板に線を引いていきます。9月と10月の発明クラブで巣箱を完成します。指導員の見守る中、子供達は全員完成できるでしょうか。
自分が書いた図面を元に、板に線を描く
今年度初めての発明クラブです。最初、開講にあたって会長さんや教育長さんからお話がありました。その後、私を含めた指導員の紹介がありました。そして、工作をするにあたっての注意事項を私の方からお話ししました。例えば、「髪が長い子は、後ろで結んで短くするように。」などです。髪が長いと、半田付けする時に髪を焦がす危険があります。また、ドリルに髪が巻き込まれる危険があります。各グルーブ内での自己紹介が終わると、いよいよ木工工作の始まりです。
指導員の紹介 グルーブごとに指導員 サンプルの採寸
子供達一人一人に12cm x 12mm x 1mの板を渡します。板1枚に収まるように考えて、巣箱の製図します。製図するのは一般的に中学生からでしょうが、あえてチャレンジさせてみました。なお、3年生や4年生には巣箱作りは難しいので、単なる箱を作ってもかまいません。指導員は子供達の能力を見極めて工作を指導します。ちなみに、6年生は毎年の発明クラブで木工工作をしてきたため、ためらわず製図をして板に線を引いていました。さて、どんな木工作品が出来上がるでしょうか。
箱作りをするグループ 巣箱のサンプルを見入る子供達
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今年度初の少年少女発明クラブ 木工工作(巣箱作り)
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