寒さが厳しい日々が続いています。特に早朝は、畑や庭が霜で白く覆われています。日陰は昼になっても白いままです。午後二時頃に気温がわずかに温まりますが、午後五時頃に日が沈むと、一気に気温が下がっていきます。今の季節が最も太陽に恩恵を感じます。そんな夕暮れ、広い畑のど真ん中に穴を掘って焚火をしました。いつもは枯れた竹や伐採して幹や枝を燃やしますが、溜まっていた段ボールを主に燃やしました。
寒さが覆い始めた夕暮れ、焚火で体を温める
私が子供の頃、野焼きや山焼きをよく見かけました。しかし、火事の恐れがあるためか最近は見なくなりました。農家が少なくなり、田んぼの土手や斜面を焼く必要が無くなったのだと思います。山焼きはもう何十年も見たことがありません。だいぶ前のことですが、私は何度か土手を焼いたことがあります。高い草はあらかじめ刈って倒しておき、火は土手の上から降ろします。もちろん風がない日です。下からだと火が一気に燃え上がるので厳禁です。野焼きや山焼きにはそれなりに高度な技があるのです。そのノウハウを待っていないと延焼して火事になることがあります。
枯れた竹も何本か燃やす 炎を包まれる段ボール
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日が沈む夕暮れ、焚火で暖をとりつつ昔の野焼きを思い出す
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