柳井市伊保庄の山側から海側へと歩いていくつか史跡を探索しました。伊保庄公民館から黒島へ、のんびり歩きました。しかし、この海に沿う道は歩道が狭く心もとないため、車に注意しながら歩きました。この道を車で通ることがありますが、この道を歩いている人を見かけたことがありません。地元の方もあまり歩かないのでしょう。さて、老猿の乳地蔵を過ぎて少し歩くと、今度は老猿の岬場地蔵がありました。ところで、道の海岸下に老猿の三連珠があるそうですが、今回は満潮のため見ることができませんでした。続いて古道に架かる石橋に行きました。
黒島傍の漁港を散策、発電所が目の前に
石橋は県道を海側に外れた場所に架かっていました。その昔、この古道を主に使っていたのでしょう。車がたくさん通る舗装道路が近くにできたためか、今はひっそりとしています。その石橋そばにとても趣のある長屋が建っていました。その昔は漁か何かで栄えたのに違いありません。あるいは漁醤を作っていたのかも知れません。それを思わせるような板塀の長屋でした。
道路下の広い砂浜 古道に架かる石橋 弘津千代生家跡碑
次に弘津千代生家跡に行きました。日本女子大を卒業後、劇作家をしたり歴史小説も書いたそうです。今風に言えばエンタメ作家であり作家だったのでしょうね。戦後は和服姿で中学校の先生をしたこともあったそうです。次に旧柳井南中学校校門前に建つ宮田遺跡碑を見た後、黒島海岸に行きました。
黒島海岸南の入り江 縄文遺跡の黒島浜遺跡碑
私が平生保育園に通っていた頃、年に一度バスで黒島海岸に遠足に来ていました。今は整備されてサザンセト伊保庄マリンパークなっています。沖に目障りなほどの発電所が見えますが、昔は延々と海が広がっていました。黒島海岸の変わりようを見ると昔日の感があります。次に階段を登って黒島神社を参拝しました。そして、最後に縄文遺跡があった黒島浜遺跡碑を見てからスタート地点に戻りました。
再度歩いてみた伊保庄の史跡探索ルート
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柳井市伊保庄の山間部~海岸部の史跡事前調査ウォーキング(3/3)
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