このところ気候がどんどん暖かくなっているためか、いろんな花が咲くようになりました。秋遅くに種をまいたヒナゲシが花を咲かせています。最初黄色の花が咲き、続いて橙色の花がさきました。今度は白い花が今にも咲きそうです。ひなげしは、花びらが紙切れのように薄くて可憐です。咲いた花の地表をよく見ると、つぼみを覆っていた殻が落ちていました。
同じ頃に種をまいたスイトピーやルピナスは、まだ小さいままです。ヒナゲシの種は極小にもかかわらず、冬の間に葉を茂らせてもう花を咲かせました。
橙色のひなげしの花 最初に咲いた黄色のひなげし
山に行くと、樒(しきび)の花が咲いていました。しきびの木や葉は知っていましたが、花を見るのは初めてです。不思議な形の実は知っていたのですが、花は今回初めて見ました。仏様に生けるため、父親がこの木をあちこちに植えたようです。なお、実には毒があるそうです。
不思議な形の実がなる、樒(しきび)の花
続いて、山にたくさん生えている非榊(ひさかき)の花が満開です。私には分からないのですが、この花は臭いがあるらしく嫌いな人がいます。この木の葉は、やはり仏様に生けます。本当の榊ではないので、非榊(ひさかき)と言うそうです。榊はまだ花を咲かせていません。5月頃に花を咲かせます。
独特の臭いがあるらしい、非榊(ひさかき)の花
東京では、もう桜が満開だそうです。入学式の頃には散っているかも知れないとのこと。しかし、我家を囲むように植えてある桜は、今のところ一分咲きです。一週間後頃に満開になるようです。
庭に植えてあるユスラウメの花が満開です。初夏には、豆粒ほどの赤い実が実ります。すっぱ味のある美味しく甘い実です。でも小鳥達が食べるのか、いつの間にか実が無くなってしまいます。
満開のユスラウメ、初夏赤い実 まだ一分咲きの桜(染井吉野)
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春、花が咲き始めた庭や山
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