沖ノ浜には、海に向かって祠が安置されています。この海岸では一年に一度冬に神明祭が行われます。数年前にそのお祭りに行くチャンスがあったのですが逃してしまいました。上関の神明祭は、阿月のように東西の御神明体ではないようです。このお祭りは、400年ほど前に浦家が伝えたそうです。いつか上関の神明祭を見学したいと思っています。ちなみに、阿月の神明祭は国の重要無形民俗文化材に指定されています。
沖ノ浜から七地蔵尊に向かう道すがら
沖ノ浜の砂浜でシーグラスを採取すると、七地蔵尊へ向かう道を歩きました。途中、道の脇にお地蔵様を見つけました。ここで、近くの小山にあるお堂に気が付きました。そのため、いったん道を戻ってそのお堂に向かいました。
ところが、そのお堂は使われていないらしく道にバリケードが設置されていました。たまたまおられた地元の方にお願いして、お堂に向かう道のバリケードを開けていただきました。
沖ノ浜の白砂海岸 藪に閉ざされたお堂 七地蔵尊を拝む
バリケードからの狭い道は草木が生い茂り、とても歩くことができません。私一人が、体を押し付けるようにしてお堂に向かいました。すると、半ば倒壊寸前のお堂がありました。扉を開くとお地蔵様が安置されていました。何年も使われていないお堂のようでした。
遍照寺前のお地蔵様 遍照寺付近から室津を望む
半ば廃墟と化したお堂を出ると、七地蔵尊まで歩きました。続いて、竈戸神社に向かいました。竈戸神社に着いた頃、ちょうどお昼になりました。そのため昼食休憩を取りました。その後、遍照寺に向かいました。途中の道に地蔵様が何体か安置されていました。この道からの海の眺めは目にしみます。疲れが癒される眺めでした。
上関町長島の史跡巡りウォーキング下見コース
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上関町長島の史跡巡りウォーキングの下見(2/3)
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