ほぼろ版猫ちぐらに加えて、新たにほぼろ版買物籠を試作しています。ほぼろの編み方を引き継ぎながら、縁の編み方を変えてみました。ほぼろではわらをU字型に折りながら紐で結んでは重ねていきます。そのU字型に折り曲げるのは同じですが、紐の結び方を変えてみました。今後は、いろいろな編み方を取り入れた籠などを試作してみようと思っています。
矢印部分の編み方を従来の方法と変更
この縁の編み方は既知と思いますが、取り入れてみることにしました。従来の編み方では、重ねたわらとわらに隙間ができることがあります。その隙間ができにくい方法として採用してみました。下図で、従来ならば1と2はそれぞれ独立して紐で結びます。しかし、新しい方法では、1と2を連結するように結びます。
わら束1とわら束2 1を2に重ねて折る 重なった1と2
ついでに、買物籠として床に置いても倒れない工夫もしてみようと思います。従来の蜘蛛の巣網では中心部が盛り上がります。そのため、床に置けません。盛り上がらない編み方を試行してみようと思います。
2の下部と曲げた1の上部を結ぶ 駒を強く引っ張りわらを連結
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ほぼろ版買物籠の試作(1/x)
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