今の時期はクルミの皮を素手で剥がすことができます。それ以外の季節だと熱湯にさらす手間がかかります。雨が続いて草刈りなどの野良仕事ができません。そこで、クルミの枝を伐採して皮を収穫することしました。収穫した皮は乾燥し、後日皮細工などに使います。
切れ目に指を強く差し込んで、じわっと皮を剥がす
我家には2本のクルミの樹があります。この樹は、以前住んでいた八王子市に生えていた自然のクルミです。そのクルミの実を田布施に植えて育てました。今で5m以上の大木に育っています。皮を収穫するため、枝をノコギリで切り離しました。
切り離したクルミの枝 枝に小刀で筋を入れる 枝の縦筋に切れ目
枝の縦方向に小刀で強く筋を引きます。その筋の間を割るように指を刺し込みます。指が痛くなりますがふんばりどころです。指を差し込むことができればあとは楽勝です。ぐりぐりと皮を剥がすように、さらに指を皮の下に滑り込ませます。こうして服を脱がすように枝の皮を外します。外した皮は裏返して束ね糸で結びます。乾燥後、水で戻せばいつでも皮細工に使えます。
枝からクルリと皮を外す 収穫した皮を束ねて乾燥
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クルミの皮を剥いで収穫
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