我家には竹林があるのに、タケノコのことをすっかり忘れていました。ある日、知人からタケノコがいらないかとの電話がありました。その電話の事を母親に話すと、母親が急に思い出したように「タケノコを食べたい。」と言い出しました。
そこで、今年は我家のタケノコを掘って,あく抜きをして,調理して食べてみることにしました。食べるのは2人だけですので、小さなタケノコ1本で十分です。竹林に入る入口付近に小さなタケノコがひっこり顔を出していましたので、そのタケノコを掘りました。
竹林入口に生えたタケノコ、クワで掘る 掘り上げた小さ目のタケノコ
先が細長い平クワを使って掘りました。この平クワはめったに使いません。タケノコを掘ったり、深い穴を掘る専用のクワです。タケノコの根本めがけてそのクワを打ち下ろすと、簡単にタケノコを掘ることができます。竹が増えないようにタケノコをつぶす時にも使います。小さなタケノコを掘るとすぐに皮を剥ぎました。
庭の隅で、タケノコの皮を剥ぐ
タケノコの皮を綺麗に剥ぎ終わると、タケノコの外周を包丁でそぎました。外周は硬いので綺麗にそぎ落としました。私がタケノコのその外周を削いでいると、母親がやってきました。興味を示したようで、以降の作業を自分でしたいと言いだしました。食材の加工や調理はリハビリに良いと思われるため、後は任せることにしました。
タケノコの硬い外周を削ぐ あく抜き前に包丁で切る
たくあんを漬けた時に使った糠、余っているかと思っていたら余っていませんでした。そこで、急遽バイクで近くのスーパーに買いに行きました。買ってきた糠を渡すと、母親はあく抜き作業をてきぱきと始めました。昔タケノコ料理をよくしていたので、あく抜きや料理を覚えているようです。その夜は、タケノコの煮物やタケノコご飯をいただきました。
あく抜き中のタケノコ 夕飯のおかずはタケノコの煮物
↧
タケノコを掘り,あく抜きして,調理して食べる
↧