今日は、雑穀の種を蒔いたり,野菜の種を蒔いたり,花壇の春の花を夏用に切り替えたりしました。まずは午前中に、雑穀である粟(アワ)の種まきをしました。最初種まきする場所を耕運機できれいに耕しました。先日植え付けたサツマイモの隣りです。数回往復して耕した後、畝間90cmで種まきをしました。
雑穀(粟)の種まきのため、耕運機で耕耘 〇:サツマイモ
雑穀である粟はとても粒が小さいので、まくのが大変です。手で摘まんで指でひねるようにしながらまくのですが、注意しないと多くまきすぎとしまいます。この粟は比較的楽に栽培することができますが、一番の大敵はスズメなどの鳥です。小鳥が食べるのに丁度良い大きさなのでしょう。収穫後の精白も面倒です。でも、私は粟のおもちがとても大好きです。黍のようなあくが無いのでとても美味しいです。もちを作ることができる程度の量は、収穫してみたいと思っています。
畝間80cmで粟のまき溝を掘る とても小さな粟の種
粟の種まきが終わると、陸稲(農林1号:もち)の種まきをしました。先日種をまいた陸稲(農林24号:うるち)と同じ手押し式種まき機を使いました。もちはうるちほどたくさん食べないので、鏡もちができるほどの量を種まきしました。陸稲は日照りに弱いので、梅雨前に種まきして雨が降らない夏場に穂が実ると良いと思っています。しかし、こちらの希望通りの天候にならないので陸稲作りはなかなか大変です。
手押し式種まき機で陸稲(農林1号:もち)の種まき
粟と陸稲の種まきが終わると、お昼となりました。お昼休憩後、畑を見回りました。すると、先日種芋を植え付けた里芋が芽を出していました。また、先週種をまいたトウモロコシも芽を出していました。これら秋に収穫する作物の収量は、夏どれだけ大きく育てるかにかかっています。これから、長雨,台風,日照り,病気,そして害虫などと、気苦労が多くなります。それをいかに克服するかが、農業のだいご味かも知れません。
ようやく芽が出た里芋 発芽したトウモロコシ
畑の見回りが終わると、春の花を少し整理しました。最近まで勢いよく咲いていたひなげし(ポピー)とストロベリーキャンドルをすべて取り除きました。夏が近づいて、花が咲かなくなくなってきたからです。勢いがないためか、カマで刈らなくても手で簡単に引き抜くことができました。引き抜いた後、次の花の種をまけるようにクワで耕しました。
左〇:ひなげしを引き抜いた残渣 右〇:ストロベリーキャンドルを引き抜いた残渣
クワで耕した畝には、アスターとなでしこの種をまきました。この二種類は初めてまく種です。母親が「墓前に立やすい花が欲しい。」と言ったので、この二種類にしました。本当は菊が良いのですが、晩秋にならないと菊は花を咲かせません。菊に似ているアスターにしました。
アスターとなでしこの種をまき終わると、別の畝にごぼうの種をまきました。私は、きんぴらごぼうサラダが好きなので、サラダ用ごぼうの種をまきました。
アスターとなでしこの種袋 種をまいたサラダ用ごぼう
ところで、春に咲いていた果樹の花で、もう収穫できるものがあります。それは、グミとユスラウメです。グミはびっくりグミと呼ばれる品種で、普通のグミよりも実が大きくて甘いグミです。種子が大きいのは残念ですが、季節を十分に味わうことができました。この実は果物店で売っていません。まさに家族でしか味わえない季節の実です。ユスラウメは少しずつ赤くなっています。一部の赤い実を食べてみましたが、まだ十分甘くはなっていませんでした。
季節を味わう小さな家庭果 だんだん赤くなってたユスラウメ
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雑穀などの種まき、春の花から夏の花へ、他
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