午前中、田布施町少年少女発明クラブで、夏休みチャレンジコンテストに参加する子供達の指導をしました。今年はお試しのチャレンジですが、再来年あたりはぜひ全国大会を目指して工作指導をしたいと思います。クーラーのない工作室で、扇風機の風だけが唯一の涼しさです。ペンチ,半田ごて,ノコギリを使いながら子供達は工作していました。
工作をしている子供達 電池でモーターを動かす
チャレンジコンテストは、小学生版ロボットコンテストのようなものです。決められたテーマを実現して、決められたコースをトラブルなく規定時間内に走ります。今年チャレンジする子供達は、工作が大好きな男の子6人です。どんな工作に仕上がるか楽しみです。指導者も熱が入ります。
発泡スチロールを熱線で切る さて、どんなからくりにしようかな
工作後、勤めている田布施町郷土館に行きました。子供達の工作で少々頭が疲れたための休憩です。そして13時頃、田布路木近くにあるベルゼに行きました。熊毛南高校の同窓会が開催されているからです。20人程度の同窓生が集まっていました。高校同窓会は2001年8月5日以来です。
遅れて参加した、熊毛南高校同窓会2014会場
よく会っている同級生はすぐに分かりましたが、半数程度の同級生は会ってもすぐに分かりませんでした。40年近くの月日の流れを感じます。とは言いつつ積極的にお話をしていると、面影が少しずつ蘇りました。今回遅れて出席したため、皆さんとゆったりお話ができませんでした。いつか、再会して交流を深めたいところです。その後、万歳三唱をして解散しました。
だいたい誰か分かった方々 もう片方の丸テーブルの方々
続いて夜は、毎年恒例の田布施川湖畔で開催されるハゼの実ろうそく祭りです。18時過ぎにこのお祭りにでかけました。私にとっては一昨年,去年,そして今年と3度目のお祭りでした。
郷土館の行燈 観光協会の行燈
会場に着いた時、少年少女合唱団が歌っていました。面々の歌声を聴いたのは、3月の第11回たぶせ少年少女合唱団定期演奏会以来です。久しぶりにいい歌声を鑑賞することができました。
田布施川をバックに歌っている、たぶせ少年少女合唱団
一曲聞いた後、会場のあちこちを回りました。最初、ハゼの実で作ったロウソクを一本買いました。私は毎年一本購入してお盆のロウソクとして使っています。
ハゼの実ろうで作ったロウソクを購入 歌っているのはWish
会場を回っていると、今度はコーラスWishの面々の歌声が聞こえてきました。それが終わると、よさこい節の披露でした。精力的に歌い踊っていました。
元気によさこい節を踊っている方々
元気なよさこい節がおわると、ハーモニカとギターの伴奏によるフルートの音色が聞こえてきました。伴奏している方が石城窯のIさんと初めて知りました。先日、この石城窯前で、呉麓山裾のひっかり観音の光を見ました。そのせつは、車を駐車させていただきありがとうございました。
田布施川に浮かぶロウソクの灯 ギター伴奏とフルート演奏
フルートの演奏が終わると、夜のフラダンスが始まりました。ほのかなロウソクの明かりに照らされて踊る姿は、なかなかの見栄えです。このハゼの実ろうそく祭りは今年で13回目、いろいろな歌や踊りの披露の場として根付いているように思います。
最初のフラダンスを踊る方々 次に踊ったフラダンスの方々
最後に、このお祭りで実演されているハゼの実ろうそくの制作現場を見学しました。溶けたハゼの実を手ですくうようにして和ろうそくを作っていました。防長四白の一つである、和ロウソクはこの田布施で江戸時代さかんに作られていました。祭りも良いのですが、田布施の伝統産業の一つだった和ロウソクも一緒に見て欲しいと思いました。
ところで、明日4日は東京に行かなければなりません。そして家内と合流して、娘が待つ香港に行かなければなりません。その準備のため、今年のハゼの実ろうそく祭りは長く楽しむことができませんでした。帰国後、14日に再び田布施に戻ってきます。きっと疲れ果てて帰ってくるのでしょう。
溶かしたハゼの実ろうから和ろうそくを作る実演
↧
朝は少年少女発明クラブ,昼は13年ぶり高校同窓会,そして夕方は田布施町ハゼの実ろうそく祭り
↧